見出し画像

ジャニーズ事務所 性加害について思う事

この件は今の日本の状況を端的に表してると思っています。
それは昨今ニュースを賑わせている企業の不祥事・不正やジャーナリズムの問題と共通性があるからです。

(1) 今問題が起きたみたいに聞こえますけど、昔からあった話な訳です。この件に限れば40年くらいは遡るでしょう(郷ひろみ?フォーリーブス?)。
拠り所となる戻る場所は、最初からありません。

(2) 今問題が出てきているのは結局のところ、これまで揉み消して来た事が揉み消せなくなった、パワーが減った、というのも企業不祥事と同じです。

(3) 被害者に厳しく加害者に甘い、という点も共通です。「皆楽しくやってるんだからそれでいいじゃんか」というような、まるで被害者を攻撃するような体質、いわゆるエンジョイハラスメントです。

(4) 今回の謝罪は、英国BBCが特集を組んだ事が発端となっています。これまでも話は出ていましたがNHK初め国内大手メディアは取り上げて来なかった訳です。明らかに犯罪なのにそれをメディア含め擁護してきたと言える訳で、相変わらず外圧がかからないと変わらない体質です。これは統一教会問題などと同じ構図になっています。

これでまた、日本は文化的に遅れている国、ジャーナリズムもなく人権も守られない後進国、というレッテルを貼られます。おそらくジャニーズには欧米式のマネジメントが導入されるでしょう。
吉本興業もそうでしたが、芸能の世界は昔はヤ〇ザが取り仕切っていた訳で、ジャニーズ例外ではありません。結局のところ古い体質を引きづって来たところには歪が出てきているので、新陳代謝がなく自助努力で改善できなかったところには何かしら問題が起きると言えそうです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?