仏教系幼稚園の本気

今日は節分。我々夫婦の結婚記念日でもある。

結婚記念のお祝いはまた別日にセッティングしてあるので、今日のメインイベントは節分なのだ。娘は幼稚園で豆まきをするそうで、楽しみに出かけて行った。帰ってきたら相当豆まきが怖かったらしく、聞いてみると

「今日、幼稚園に鬼が3人やってきた。赤と黒と緑の鬼で、みんなお酒を飲んだり、お肉をムシャムシャ食べながら、ずしんずしん大きな音を立てて歩いてやってきた」「怖くて泣きたかったけどガマンした。もうすぐ年中さんだから!」「豆をまいたら叫んで逃げていった!(誇らしげ)」

赤と黒と緑の鬼…というとどうしてもドリフを思い浮かべてしまう私はやはり80年代生まれです。でも「鬼がお酒を飲んだり、お肉を食べている」というのを聞いて「そりゃ怖いわ…!」と思わず娘を抱きしめなおしたよね。詳しいことはわからないけど、きっと仏教的な「悪いこと」の限りを尽くしていたんだろうな…。酒呑童子とか、邪鬼的な。

にしても、園児相手にすごいなぁ。本気だね。すごく怖かったみたいで、家に帰ってきてからは私にピッタリくっついて、家での豆まきでも、結構本気で庭に向かって撒いていたものね。でもえらい。泣かないで立ち向かったんだ。

私といえば情けなく、幼稚園児の頃は鬼や獅子舞はもちろん、サンタクロースやマクドナルドのドナルドにも絶叫&号泣するタイプだったから…。昔、たまにマクドナルドのお店にドナルド来ていたよなあ。店内で食べていたら、突然音楽が鳴り始めてドナルドが踊りながら店内を練り歩くんだよ。握手を求めてきたり。当時4,5歳だった私は、この世の終わりのように泣いて母の背中に潜り隠れたらしい。でもその頃の自分間違ってない。多分今でもちょっと怖いと思う。

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