見出し画像

育休が終わる【育休447日目】

1年3か月に渡る育休が今日、明日で終わります。いよいよ職場復帰を果たします。最近話題の「パタハラ」もないようですし、外部の仕事も決まっています。ありがたいことです。

娘が産まれてから、ほとんどの時間一緒にいました。お散歩することができるようになってからは、毎日のように外に出ていました。歩けるようになってからは、毎日外で遊んでいました。ゴミ捨てついでに、少し遠くの公園まで出かけて遊んだこともあります。朝寝坊な妻もいつの間にか起きていて、どこに行っていたのと怒られた記憶も何度かあります。

育休を取得したい父親は、団塊の世代でも多いようです(半数以上というアンケートもありました)。しかし、実際には「ワークライフバランス」ではなく「ワーク」を中心とした考え方が根強く、育休を取れない『雰囲気』や『実態』が問題になっていることを知りました。

自分なりに調べてみて、日本の制度が世界的にも優秀な育休制度になっていることも分かりました。それでも「取れない」という『雰囲気』があることは事実のようです。働く女性を応援する意味でも、この『雰囲気』はおかしいと声を上げられたらいいのでしょう。

当たり前とは、常識とは、その人の中にしかないことが多く、社会として、企業としての当たり前、常識の再編が望まれています。

さて、育休を取得した後、職場復帰するとあって、いつも以上に緊張している自分がいます。普段からそんなに緊張するということはないのですが、まあ新たな体験ができることはとてもいいのかもしれません。

この育休期間、娘が寝ている間に多数の本を読みました。これまでの人生で、一番本を読んだといえる期間にもなりました。本を読むことに価値を感じていなかったのですが、読むたびに「自分のこれまでを振り返ることができる」ことができました。反省が多いものの、自分が感覚でやってきたことを言語化することはこんなにも難しいものだったのかと驚きもありました。

残念ながら、実践することができなかった期間でもあったので、今後の時間で如何に言語化していくか、行動にうつしていくか、この両方をスムーズに進められるか、といった観点で自己評価していくことが必要だと思っています。

多方に話が広がっていますが、育休を取ったことがプラスにしか働いていないことが分かります。特に妻との時間。これだけ話して、遊んで、喧嘩したことはありませんでした。残念ながら、デートしていた頃よりも、家族になってからの方が「分かるでしょ」という態度をとってしまっていました。だからこそ、育休期間に、同じく親になった妻との時間は、とても大切なものだったと感じます。話さなければ分からない。そう感じました。これは仕事にも生きてくると思いますし、生かしていこうと思います。

いよいよ、今日、明日で、育休が終わります。最後の日も予定があるので、落ち着いて終えることはできませんが、妻と娘との時間を噛み締めて過ごせたらいいなあと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?