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お江戸スタイルブック no.004

江戸時代後期頃の芸者。

このコーデの注目ポイントは
江戸時代のコートである『被布(ひふ)』。
合羽(かっぱ)の一種で、女性用は折り返した丸襟が特徴です。
襟を飾り房つきの紐で止めています。

着物の裾模様が水面に泳ぐ亀の柄。足元は素足に下駄で、
鼻緒がモコモコ…生地は別珍でしょうか。

髪型はつぶし島田。
飾りが白丈長のみで、シンプルで粋です。

歌川国貞『星の霜当世風俗』より

歌川国貞(天明6年〜元治元年(1786〜1865))は、言わずと知れた江戸時代後期の大作家です。
彼がいなければ、『お江戸スタイルブック』シリーズは作れなかった…といっても過言ではないでしょう。
それくらいお世話になっています。

ボストン美術館所蔵

こちらは、パブリックドメインの画像がありましたので
引用元の浮世絵を紹介できます。
この絵をみた時に、
か、、、かわいい〜〜〜〜!!!!!
と悶え死んだ覚えがあります。
冬服のモコモコが可愛いのは、今も昔も同じですね。

芸者は江戸のおしゃれ番長(自分の中で勝手にそう呼んでいる)!!
萌えをありがとう。

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