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お江戸スタイルブック no.014

江戸時代後期の芸者。

御高祖頭巾(おこそずきん)を被り
手拭を首の所で結んでいます。

上衣は道中着と呼ばれる雨合羽で、着物の上から着て、
しごき帯を腰の位置で結びます。

個人的に、中の帯の入ってる部分がボコってなってるの好き。
今も昔も冬のモコモコは女子力アップ。


歌川国貞『本朝風景美人競 大和吉野』より


使える画像がありましたので、引用元の浮世絵をご紹介します。

相変わらず、ボストン美術館様様ですな。

ボストン美術館所蔵


ご覧ください、この可愛らしさ!
シンプルな中に、帯の柄や下駄の鼻緒の布などに気を遣ってますね。

国貞の「本朝風景美人競」シリーズは、どれもおしゃれで好きです。

何より枠の装飾デザイン…センスの塊では?!
真似したい。

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