男性の言葉に一喜一憂しちゃう婚活女子の皆様へ
婚活のお悩みを聞いていると、男性の言葉に、自分なりの考えをアレコレつけて、一喜一憂している人が多いと感じる。
男性の言葉に、自分なりの考えをアレコレつけることを【妄想】とすると…男性の言葉から妄想して、勝手に男性の器を小さく見積もってしまっている人が多すぎると思う。
妄想せずに、相手の器を信頼して、自分の希望を伝えることは、婚活において、いやパートナーシップ全般において、とても重要だ。
「男性はリクエストを叶えてくれる優しい存在」だと思える世界か
「どうせ言ったって男性は叶えてくれない」と思う世界に生きられるか
は男性側ではなく、自分の問題。
相手を信頼して自分の希望を話せるかどうかにかかっている。
あなたは、どちらの世界に生きたいと思うでしょうか?
実例をあげて、もう少し解説します。
とある婚活女性から
という質問がありました。
「そんなこと、思わないでしょー!!」と心の中でツッコミつつ…
「コロナのご時世だから、気を遣ってのお茶の提案かもね。むしろ優しい方なのかもしれないよ。その他に、理由を考えるとしたら、初回だから、短時間で切りあげる方が、女性の負担にならない、と思っての優しい心遣いかもしれないよね。」
そう答えた。
ただ、極論、お相手がどう思ってるかなんて、本人に聞かないとわからない。
この文章のうち、事実は「お相手がお茶を提案」してきたことだけ。
「お金が色々かかる時期」「金銭的負担を考えてのお茶のお誘い」はいずれも彼女が考えたことで事実ではない。つまり妄想だ。
まず、すべきは、ひとりで妄想しないで、お相手の器を信頼して、自分の希望を伝えてみることだ。
お相手が何を考えてお茶を提案してくれたかなんて、私たちにはわからない。
だからこそ、お茶を提案してくれた理由を確認してみたり、
「ゆっくりお話したいので、ランチやディナーが良いのですが、いかがでしょうか?」
と希望を伝えて、相談してみれば、済むこと。
あれこれ、妄想して気をもむ必要もない。
伝える時には
●わかりやすく素直に自分の希望を伝える
●相手をコントロールしないように「〜して欲しい」という言い方ではなく
「わたしはこうできたら嬉しい」という風に、わたしを主語にしたメッセージで伝える
などのコツはあれど、基本は相手の器を信頼して、素直に希望を伝えることだ。
多くの場合、男性は優しいから、女性の希望を叶えようとしてくれるはず。
素直に伝えてみた時に、特に理由もなく叶えてくれなかったり、そんなことで怒ったり、嫌ったりする場合、それは、そもそもご縁がなかっただけ。そんな人と、この先の人生を一緒に過ごすのは、到底無理なので、そもそも合わないことがわかって、ラッキー、とさえ思う。
ただ、最初の段階の、ひとりで妄想しないで、お相手の器を信頼して、自分の希望を伝えてみるを、しない人が多すぎる。
結局は、世界は自分の見たいようにしか見れない。
男性は優しい、願いを叶えてくれる存在だと思って、なんでも希望を素直に伝えるようにしていけば、叶えてくれる場面に多く遭遇して、男性は優しくて願いを叶えてくれる世界に生きていける。
イメージでいうと「男性優しいメガネ」を通して全男性を見ることができる状態。
この相談者さんの場合、ランチやディナーの提案をしたら嫌われると思い込んで、自分の希望を伝えないことを繰り返していくと、ただ伝えていないだけなのに「男性は提案したら嫌う」という世界に、身を置き続けることになる。
本当は、男性の器はもっともっと大きいのに、伝えていないだけで、器の小さい人しかいない世界を選ぶことになる。
概して人は、自分の考える愛情の形から外れてると、言葉や行動の裏にある愛情を受け取りこぼすことが多い。だけどいったん、全てが愛情や優しさからだと思って、受け取ってみてはどうだろう。
そして、なにより、言われたことに対して、妄想で一喜一憂しないで、疑問に思ったことは確認する、そして、相手を信頼して、自分の希望をしっかりと伝える。
婚活について書いたけれど、これはパートナーシップにも重要だし、もっと広く人間関係のキモだと思う。
「信頼して希望を伝える」
これに尽きる。
「まわりは優しいメガネ」を通して、世界を見れるようになろう。
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