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『アイデアとかデザインとか』刊行記念トークイベント 「中目黒のアイデアとかデザインとか」に出席して

先日申込した『アイデアとかデザインとか』刊行記念トークイベント 「中目黒のアイデアとかデザインとか」に行ってきました〜

素直に面白くて、これは楽しい職場だよね〜

思わずこれ購入しよう〜となりました ↓

『秘伝の説明書』も興味あるけど、トークの中で「意外と何が書いてあるかよくわかんなくて勘違いが起きてるけど、それはそれでよくて、それを元に違うアイデア出るのでよしとする」ということ。

「あるある!」と首折れるくらい頷き笑ってしまった。

私の字はかなり解読不明でして、「???」となった場合、「なんて読むの?」と聞くタイプと、無理無理考えて自己理解で進めるタイプの二人がいて、自己理解のケースの場合、仕上がったデザインに対しては今度は私が「?!?」みたいになる。
「それはそれでいい」場合もあるし、「えっと、なんでこうなった?」となる場合も。。。それは「あなたの文字が読めなかったからです!」という。。。あえて太いペンって細かいこと書けなくて逆にいいよねっ!ってコメントにも納得。

そしてデザインじゃなく、その元のアイデアは「俺〜」みたいなアイデアの取り合いみたいな掛け合いが何回かあって〜面白すぎ〜個人的には誰のアイデアというよりみんなで出てきたに近しい気がするタイプなのでその取り合いっていうのが面白い〜

drip / monograph 堀口英剛 さんがTENTさんのファンでもあり、広告業界からものづくりに転身してるそうで、図面を描かないというか描けないので工場の力を借りて作り上げていくお話をしていて、むしろ描けない方が面白いものができたりするというのも印象的だった。逆に慣れてきて知り得てしまうとその感覚が少なくなるようにも思えて。

もうひとつ印象的だったのは
「ターゲットとか考えたことないし、あまり意味なく思える」ということ
自分の困っていることや実際の体験の中で考えていくし、試作品を実際に使いに使い込んでいくスタイルなので「女子高生ターゲットとか言われても、女子高校生の娘がいるとかでないと考えつかないので女子高生に作ってもらってください」ってなるとお話あって「じぶんのこと」から考えるとスムーズとしみじみ。
「じぶんなら〜」と考えるのが気持ち的にも穏やかで早くできる気がする。

終始和やかでついつい凝視しちゃう気になる商品群に魅了されながら今度は下北沢の店舗にも行こう!と感じる面白時間でした。

「あるお客さんがTENTのことを知らなくて、ある日、割と家にあるグッズがTENTさんのデザインやアイデアだった」という方が増えてて喜ばしいという話がって「いい♪」と思った。

意外と地味だけど大事なのが梱包と配送というのも新鮮、やったことないと確かに数こなすのが大変で午前中は問い合わせ対応と梱包発送、午後からデザインとアイデア出しというサイクルだそう。一貫して行う際の流れとかも興味深い。

そこからファンになったり応援したりしたくなるのですが、「誰にでもできそうなシンプルなアイデア」と言われるケースもあるそうですが、究極にアイデアにこだわったり「言葉」にこだわったりで生まれる秀逸さに魅了される素敵なイベントでした。

そしてお話には出ませんでしたが「ブックヨット」も気になります♪

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