【ミネラルの効能】リン
リンと聞くと、マッチ棒を思い浮かべる方も多いかもしれません。
リンは、身体に含まれるミネラルとしては、カルシウムの次に多く含まれていて、最大で800g程度を占めると言われています。
リンは身体を構成する上でとても重要なミネラルで、脳や肝臓をはじめ、筋肉から神経まで、身体中の組織に含まれています。
そのほとんどは、カルシウムやマグネシウムと共に、骨や歯などを形作っています。
リンはミネラルの中では、取り過ぎに注意したいミネラルです。
通常の食生活をしていれば、不足することはほぼありません。
リンは、魚、乳製品、大豆などに多く含まれますが、その他に食品添加物などにも多く含まれていることがあり、主にph調整剤やかんすいとして含まれています。
リンの過剰摂取は、カルシウムとの相互関係を崩し、骨のカルシウム量の減少に繋がり、骨が弱くなります。
リン(主にリン酸塩)と表示されていることはあまりないので、加工食品の取り過ぎには注意しましょう。
NachuRa
pâtissier 羽佐田雄飛