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映画『ラーゲリより愛を込めて』を観て

今日は雪予報😨❄️
私は寒いのが大の苦手…
ちょっぴり気分が落ち込みます。

雪といえば、この前『ラーゲリより愛を込めて』を観てきました。
一人で行ってよかった。
何度も何度も、涙をぬぐいました。


「戦争って酷いもんですね」

これに尽きると思う。
どんな環境下でも希望を持ち、人間らしく生きることを諦めなかった主人公・山本幡男が、絞り出すように発した言葉。

山本幡男を演じた二宮くんが「こういうことを言いたい」と提案して、加えられた場面のようで。
私はこのシーンが一番刺さりました。


死にたくないし、他人を殺したくない。
人間らしく笑って泣いて、心で生きていたい。

戦争はしちゃいけない。そう思いました。


俳優さんたちのお芝居、凄かったな。
瀬々監督が「俳優は勘がいい、僕は俳優の意見を信じている」ということを言っていて妙に納得しました。

二宮くんは「山本幡男の根幹は〈生きたい〉じゃなくて〈死にたくない〉だと思うから、それを毎日頭の中で繰り返した」と話していて。
こうした細かなニュアンスの積み重ねがあって、あのクオリティなんだな、と。

その他主要キャストの安田顕さん、桐谷健太さん、中島健人さん(ケンティー!)
皆さん素晴らしかったのですが、特に松坂桃李さんの役柄やお芝居が個人的に好きでした。

最後に。
二宮くんのインタビュー記事を読んで共感したこと。

二宮:より多くの方々に見ていただきたいのと同時に、「もう一回見たくなる映画じゃなきゃいいな」とも思っていました。一回見て、もう見なくていい、こんな悲惨な記憶はもういいと、そっとふたを閉めてもらえれば、と。
Newsweek

そっとふたを閉める。
私はこの先も、劇場で感じたことを忘れないようにします。

『ラーゲリより愛を込めて』
一人でも多くの人に観てほしいです。

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