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ウガンダで苦しんでいた、2016年の私へ

こんにちは、私はいま2021年7月11日にいます。ついこないだ26歳になったよ。

そちらは2016年2月ごろでしょうか。ウガンダでこないだまでホームレスをして、今はインド人の彼氏の家に転がり込んで悠々自適に暮らしていますね。

安心してください。26歳になっていまもホームレスをしてホテル暮らしをしています。いい感じに言うと、「アドレスホッパー」です。(笑)
残念ながら、彼氏はいません。でも悠々自適に暮らしています。

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ちなみに今は福岡にいます。
学生時代に沢山ボランティア活動を頑張った思い出の福岡。
ウガンダから帰るころには、このボランティアの団体も大っ嫌いになって一生福岡と関わるもんかと思っていました。

だけどあなたは何をされても、傷ついても、雑草のように立ち上がり人を許し続けます。

あの頃すごく辛かったなあ。
大丈夫だよ、いまのあなたの感情はなんの無駄にもならない。

確かに、NGO団体のルールを全て破りまくって優等生で生きてきたなっちゃんはいますごく動揺してるよね。
でも居ても立っても居られないられなくて、ウガンダという地でルールを破りまくって楽しみまくって。

NGO団体での研修内容は勿論、ボロボロ。
大人になった(年齢だけ)私からすると、その研修内容ではダメだって言われていた理由が今は分かる。
大人は色々あるんだよね(笑)
なっちゃんはいたって真面目に取り組んでいるつもりでも、多分それは研究の対象にはならないから(笑)

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でも大丈夫、これは自分自身にとって価値のあるものになるよ。
子供の時とは違って、成長するに従って誰かが何かを言って外からの価値を決められることが沢山あります。
一般的な、社会的な物差しで自分が図られてなんて価値のない人間なんだと落ち込むこともあります。
でも、自分が自分の物差しを作るんだよ。
いっそのこと物差しなんて捨てちゃえばいいのかもしれない。

とっても仲良くしてて、尊敬していた人に裏ですごくひどい事を言われた。
「ヤリマン」「淫乱」「ビッチ」みたいなことをね。
恋愛相談もしてたような、お姉さんみたいに思っていた人。
NGO団体を追い出された時は、「生きてる価値が無い人間」「存在する価値のない人間」って言われた。
その時は、驚きすぎてズタズタに傷つきすぎて目の前の世界の色がモノクロになった。
さっきまで、窓から見えていた青い空と緑が綺麗なマンゴーの木、はっきりとした黄色のペンキで塗られてるアスファルトの木がどんどん色褪せていった。

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すごく悲しかったよね。
もう、人間なんて信用するものじゃない。
こうやって心をズタズタにされなら。
そう思ったなあ。

それでも、大丈夫。
数年は引きずっていたし、人間なんて信用できなかったし、コミュ障みたいな時期もあって心を閉ざしてしまった。
それでもなっちゃんは大丈夫。

何度踏まれても、いつかは大切な家族や友達、これから出会う素晴らしい人たちに水と太陽と養分をもらってまた自分らしい花を咲かすことができるよ。

きっと、あの人も自分を守るためにブンブンナイフを振り回しちゃったのかもね。
人間は弱いから、自分を守るために人を傷つけることがある。

でもね、それってダメだよ。
仕方なかったと言えば簡単だけど、自分の中にしまっているナイフはこんな使い方しちゃダメ。

大事な人のために、生きていくために知恵を使ってナイフは使うの。
人の心を傷つける為じゃなくて。
日常生活で使うように、料理をするとき、何かを切るとき、身体の中の腫瘍を切り取る必要があるとき。
だから、しっかり知恵をつけて使い方を覚えないといけないよ。

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あなたが今感じていること、悲しみ、傷ついた心、怒り、憤り、混乱。
すべて無駄にはなってない、今現在の私に繋がっている。

あの頃、無茶して沢山の経験をしてくれてありがとうね。
体当たりでウガンダという国に挑んでくれてありがとうね。
あの時のなっちゃんがいるから今の私がいるよ。


もうしばらく辛い事が続きますが、雨は一生は続きません。
雨の日は雨を思いっきり味わいましょう。
あなたは大丈夫だから。


じゃあ、眉waxとまつぱに行ってくるわ! 2021年7月を生きている私より。

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