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GoToは推進、帰省は自粛という愚

GoToキャンペーンという愚策に連動するかのように、「じゃらん」から期間限定の1,000ポイント(=宿泊予約時に1,000円分として使える)が付与されたぞ!
アブネーーーーーーーー!!
あやうく愚策に乗っかるところだったぜ!!

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このキャンペーンと無関係の旅行だったとしても、まるで乗っかったみたいに見えちゃうから、マジ流れ弾カンベンです!(つってもどこも行く予定ないけんだどね!行きたいけど!!)

さらにここへ来て、「GoToキャンペーンは推進します。けれどお盆の帰省は自粛してください」だそうだ。

経済優先だか政府都合優先だか利権の空回りだかしらないけれど国民感情を逆撫でているとしか思えない、支離滅裂な号令(呆)。

行きたい場所には行っていいけど、会いたい人には会っちゃダメ。
うーーん奥が深いぜ。

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オンライン帰省含め慎重に、って、どういうこと?
慎重にテレビ電話して?わけがわからない。と思っていたら、「実際の帰省は控えて、テレビ電話を検討して欲しい」という意味らしい。オイオイ。田舎のおじいちゃんおばあちゃん、戦争経験者の世代ともなると概してそういったスキルには疎いんだよ!!!(怒)

そんな「お盆の移動制限」を受けて、Twitterでは @always_headache氏のある画像が話題に。

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この画像がバズっていく様子を見て、へぇーー!と少し感心しました。ネット民にも「先祖」とか「お盆に、お墓参り」みたいな感覚って、まだまだ共有できるんだな。と思えたから。

現代を生きているわれわれの、横方向の移動(東京→京都、とか)ではなくて、縦方向の移動(故人→自分→次の世代)に注目して、大勢が「上手いこという!」と盛り上がることができる。それで盛り上がれる共通認識って、僕らまだ失っていなかったんですね。


盆踊りは、わざと傘をかぶり、顔を隠し、匿名性を演出するのだと聞いたことがある。そうすることで、「あぁ、あの後ろ姿は、亡き父母。帰ってきてくれたんだね。」と目頭を熱くできる。偲ぶのだ。今生に住まう人々が、知らずと亡者のよりしろとなる。アノニマスな集団だからこそ、そこに仮託される想いがあったりする。

そんなこんなで、8月上旬の寺の掲示板には、こんな一句をチョイス。

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田舎に帰りたいなぁ。じつは、この春からホームに入った祖母に、まだ会いにいけていない。テレビ電話なんかできやしない、電話で声を聞くだけでめそめそ嬉し泣きされてしまう、そんな祖母に、会いにいきたいなぁ。


<了>







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