NY de Let’s Sing Jazz! Online #32 課題曲: Cherokee
このクラスもオンラインで1年以上継続していて、段々とチャレンジな曲を課題曲として持ってきています。この曲はヴォーカルでは無いジャズを学んだり演奏したりする楽器の方達が、知らない人はいないのでは?!という程、良く知られ演奏されている曲です。チェロキーはアメリカ・インディアンの種族の名前です。
チェロキー・インディアンの男性達です。そして、こちらは女性です。
伴奏音源はめちゃくちゃ速いテンポでは無かったですが、このクラスを受けてる方達にとっては普段歌ってる曲より速いテンポでした。ですが、お薦め音源で送ったクリフォード・ブラウンの音源はずっと速いですから、こういうテンポに慣れる為のリズムの取り方のコツをクラスでやってみました。
メロディはシンプルで全音符や2分音符、白い玉が楽譜にはたくさん書かれてますが、ドラムやベースは結構忙しくリズムをキープしなければなりません。
歌ったり、テンポを取ったり、デモンストレーションをたくさんやりました。そして、歌いたい方!と声をかけたら、なんと6人もの方が歌ってくれました。今日は初参加の方が3人いたのですが、2人が歌ってくれました。
後半は皆さんで交流したり、とても楽しい時間になりました。私はこのチェロキーを初めて聴いたのが、バド・パウエル(ピアノ)でしたし、この曲はその影響もあってかピアニストに人気な曲目で多くのピアニストがいろんなアレンジで演奏しています。クラスで聞く時間は有りませんでしたが、私のお薦めのピアニストが弾いた Cherokeeの音源リストを載せておきます。
<Cherokee/ Piano Version>
Bud Powell
私がチェロキーを最初に聴いたのはこのバージョンでした。かなりコードを変えてアレンジしてるので、どう変えてるかを良く聞いてみて下さい。
https://youtu.be/Xz7ds7Vym8Q
Barry Harris
私のジャズの先生でNJに住んでる現役92歳です。バド・パウエルさんの影響をとても受けています。
https://youtu.be/k-BrLA5aG3g
Art Tatum
超絶技巧と言われるほど凄いピアノのテクニック!と言われている盲目のピアニストです。ゆっくりな感じに聞こえていたのがアップテンポ(ダブルタイムフィーリング)になってます。
https://youtu.be/HZ6dTQIk8_o
Wynton Kelly
メロディの弾き方がとてもシンプルでわかりやすく、でもかなりアップテンポです。
https://youtu.be/U-AFgg9TNb0
Erroll Garner
ミスティを作曲したピアニストです。マンボというかルンバというか、ラテンのリズムを入れてコンガがリズムをとってとても楽しい軽快な演奏です。
https://youtu.be/aHCG36Fz1es
Ahmad Jamal
とても速いテンポで始まりますが、サビはゆっくり3拍子になります。とてもイキなアレンジだと思います。
https://youtu.be/dwI-4Minwgo
次回のクラスは10月9日(土) 課題曲は Someone to Watch Over Meです。一緒に参加してみませんか?
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