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雑記帳あれこれ

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なんとなく考えたこととか
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記事一覧

DO(何をするか)ではなくBE(そこにいること)の価値

「僕の価値は、DO(何をするか)ではなくBE(そこにいること)」と、その人はいった。超メガベ…

渡辺 裕子
6年前
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ぼんやりする会をしたい。

ぼんやりする会をしたい。 意識高いことは何も話さず、野望とかプロジェクトの話もせず、美…

渡辺 裕子
6年前
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中園孔二という画家

横須賀美術館に中園孔二展を観に行ったのは、数日前にお会いした方に勧められたからだった。 …

渡辺 裕子
6年前
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神様は、神様の顔をして助けてくれるとは限らない。

ある村で洪水が起きて、避難勧告が出た。信心深い男がいて「神様が助けてくださる」といって逃…

渡辺 裕子
6年前
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立命館アジア太平洋大学(APU)に行ってきた

立命館アジア太平洋大学(APU)に行った。 開学は18年前だが、東京でも大阪でも福岡でもない…

渡辺 裕子
6年前
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太宰治「斜陽」 女の恋は憧れで始まり、無関心で終わる

太宰治「斜陽」のおそろしさは、年を重ねてからわかる。上流階級が戦争で没落していくおそろし…

渡辺 裕子
6年前
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人生40年ほど生きて気づく、温泉と文学の効用

携帯の充電でいうなら残量7%くらいになっていた気がする。いや、4%くらいか。 なにがいやとかではなく、ただ疲弊して泣きたくなる。あとひとつ荷物が増えたら、スリープアウトするか、泣きながら暴れてしまいそう。 いい歳してそんなわけにはいかんので、一日休める日を見つけて、たまたま空いていた近場の宿を二日前に予約した(もちろん、ひとりだ) 最寄というバス停から、殺す気かというような急勾配の坂を登り、宿に到着して、女将の挨拶もそこそこに、畳に横になって小説を読む。 しば

「人前で話す前には死にたくなる」とその女性経営者はいった

「大勢の前で話すときは、数日前から緊張して、たまに死にたくなる」とても華やかで、才能溢れ…

渡辺 裕子
5年前
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安定的なオペレーション確立しようとすると、組織は凡庸になってしまうし、ゆらぎを起…

安定的なオペレーション確立しようとすると、組織は凡庸になってしまうし、ゆらぎを起こし続け…

渡辺 裕子
5年前
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「一生懸命営業中」という看板が好きじゃない理由

「一生懸命営業中」という看板が好きじゃない。 ということをふと思い出したのは、昨日、京都…

渡辺 裕子
5年前
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経営者に聞いた、欲を節制するには欲を育てるのが一番大事だという話

ジュリアス・シーザー。ナポレオン。織田信長。彼らの共通点がわかる? それは慢心に殺された…

渡辺 裕子
5年前
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「仕事ができる」とはなにか 家来Aと家来Bの童話

家来A 「なんで家来Bばかり評価されるんですか? 僕もがんばってるのに!」 王様 「おけ。じ…

渡辺 裕子
5年前
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オンライン料理教室に参加して、資本主義について考えた話

フランス・ニースで活躍される松嶋啓介シェフのオンライン教室に参加した。東京・香川・鎌倉か…

渡辺 裕子
4年前
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チャンスはチャンスの顔をしてやってこない

先日、ある美術系の学校で作品を審査する機会があった。会場にずらっと100以上の作品ブースが並び、製作した学生さんがいる。 作品に合わせたファッションで目を引く子。 手製の名刺を渡してくる子。 目を合わせずモジモジしている子。 本人は寡黙だが、作品のキャッチコピーやプレゼンテーションが秀逸な子。 それで、なんとなく大地真央さんの若い時のエピソードを思い出した。宝塚時代、新人はモブキャラ(端役)しか与えられない。集団で一言ずつ言いながら舞台に出てくる役で、大地真央さんはわざと