チャンスはチャンスの顔をしてやってこない
先日、ある美術系の学校で作品を審査する機会があった。会場にずらっと100以上の作品ブースが並び、製作した学生さんがいる。
作品に合わせたファッションで目を引く子。
手製の名刺を渡してくる子。
目を合わせずモジモジしている子。
本人は寡黙だが、作品のキャッチコピーやプレゼンテーションが秀逸な子。
それで、なんとなく大地真央さんの若い時のエピソードを思い出した。宝塚時代、新人はモブキャラ(端役)しか与えられない。集団で一言ずつ言いながら舞台に出てくる役で、大地真央さんはわざと