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小ネタ#5「美術系予備校生とは」

トップ写真は「Le Creuset スキレット23cm/ ヤフオク入手」
NO.11:直径23cm

生態がよくわからない存在の”美術系予備校生”にスポットライトを当てたのが漫画「ブルーピリオド」。主人公が通ったのは新宿美術学院、通称「新美/しんび」。ちなみに当時は「お茶の水美術学院/おちゃび」「すいどーばた美術学院/どばた」「代々木ゼミナール造形学校/よぜみ」などが芸大受験では有名だった。(東京の現役高校生で予備校に通っていたのは都立芸術高校/ゲイコーの学生)

nabetsumaは現役受験で見事にスベり、浪人突入。郷里で私塾に通っていたが「このままではダメだな」と見切りをつけ5月のゴールデンウィークに上京した。うどん県お初の芸大受験に特化した特別クラス(15名)を設けた公立高校の一期生。1年生からデッサンやデザインをみっちり学んでいたので、東京で予備校に通ってもなんとかついていけるだろうと踏んでの上京だった。

ところが!なんということかのカルチャーショックの嵐だった。関東一円から通学してくる予備校生たちの言葉がまず理解できない(茨城のズーズー弁など。なんで標準語でないの!)。通い始めてからずっとあいさつしていたおじさんが、先生でなく生徒だったとわかったときの驚愕!!(どうみても30代、10浪しても20代なのに・・)

いま思い出しても”人生でいちばん学べたピリオド”(幼稚園の砂場より)だった。


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