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Photo by
juxmux
「かわいい、かわいくない問題」に一手を投じた男の子
先日、公園の入り口で犬と一緒にひと休憩していた時に、小学生ぐらいの3人が犬の近くに寄って口々にこう叫びました。
「わぁ、かわいい!」
「ええっ、かわいくないよ」
「かわいいよ、よく見なよー。かわいくないって言うのはひどいよ」
「だって、かわいくないって思ったんだもの」
「そういう時は"かわいくない"じゃなくて、 “かわいいと思わない”と言えばいいじゃない」
「どう違うのよ」
「かわいくないっていうのは否定だよ。否定するのはブジョクだよ」
「ブジョクってなによ」
目の前に繰り広げられる女の子2人の軽やかなようでヒートアップする様子に、「ケンカの種をまいちゃったかな」と私はもぞもぞしていたら、そばでじっと聞いていた男の子がちょっと恥ずかしそうに言いました。
「かわいいって思うのはそれぞれ感性があるからね。でも言い方は大事だよ。かわいくないって言われたらやっぱり傷つくと思う。ちなみにだけど、僕はこの犬はかわいいと思う」
「ほらー。ショウくんはそう言っているよ」
「ちょっと、ショウくんは黙っていてよー」
とその後も女の子2人の攻勢は続いていき。。。
このような2人の会話に慣れているせいか、ひと言発した後は何も言わずに一人で鉄棒の方にスタスタと行ったショウくん。
女の子たちの勢いがある会話の中で、言うべきことは言うという姿がかっこいいなと思いました。
そうそう、「かわいいか、かわいくないか」と言われた当の我が犬は、人間たちの言葉をどこ吹く風のようにふーんと聞いていましたよ。😉😸
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書き続ける楽しみを感じています、その想いが伝われば嬉しいです~