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カミナシとリサーチとぼく

こんにちは、カミナシでPMをしている渡邊 (@nabetaro_san) です!

この記事は、プロダクトマネジメントチームとデザインチーム(通称:P&D部)で行っている、「カミナシと○○とわたし/ぼく」という自分自身の「こだわり」「偏愛」「感情」などをカミナシに絡めながら語る、連載企画の6記事目になります!

今回は、「カミナシとリサーチとぼく」というテーマで、なるべく偏愛を出していきたいと思います。笑

リサーチとぼく

リサーチというと、最近ではUXリサーチ、デザインリサーチというテーマがあったりしますが、難しいことはさておき、僕はとにかく「調べる」そして「知る / わかる」という事が好きです。

自分の知らなかった世界がわかると、その瞬間から別の人間になる感覚があります。

この知的好奇心はどこからくるのだろう?

少し今までをふりかえらせてください。

幼い頃は、虫とり少年で、特に「カマキリ」が好きでした。
あの碧く、広い草原の覇者というイメージで、いかに強く大きいカマキリを捕まえるかという日々に明け暮れていました。

僕のリサーチへの偏愛は、振り返るとその日々から始まっていたかもしれません。

カマキリ研究ノートを作って、昆虫図鑑にあるカマキリの写真を切り貼りして、捕まえたカマキリを観察し、毎日絵を描いて記録を取り、小学校のクラスの担任の先生に見せて褒められるのが好きでした。
(ちなみにその先生は昆虫が大っ嫌いでした。笑)

高校生くらいになるとバンドを始めたきっかけで、方向性は音楽の方にシフトしていきました。

当時は、ONE OK ROCKやRADWIMPSなどの邦楽ロックが人気になり始めていた傍ら、僕はヘビーメタルの研究に明け暮れました。

80年代のイギリス、アメリカのアングラメタル、スラッシュメタルの四皇など、年表を自分なりに作り、デスメタルの歴史をサウンドを通して感じるのがとても楽しかった思い出があります。
むしろギター弾くよりもそっちの方が楽しかったかもしれません。笑

画像左:ヘドバンする僕

そして今は、その知的好奇心は移住へと移りました。(現在ベトナム在住)

社会人はミャンマーからスタートしたのですが、そこでは日本とは全く違う価値観、歴史、文化、生活があり五感で得る情報がとてつもないものになりました。

ミャンマーでは、ミャンマー人の同僚とシェアハウスで暮らしてみたり、ネットも電気もない山岳民族の村で生活をする中で、最初は言葉も通じない、なにを考えているのかもわからないという、まさにお互いに宇宙人状態。そ
れが生活をする中で、何を言っているのか、何をしたいのかなど、表情や行動など観察しているうちに、「ああ、この人も人間なんだな」とわかります(当たり前ですが。笑)

ミャンマーとインドの国境に暮らすナガ族

長くなりましたが、ふりかえりながら、この知的好奇心の根源を考えると
「なぜ?」「どうなっているのか?」という疑問が出てくると、その部分を埋めたくなる欲求なのかもしれません。
心理学・行動経済学者のジョージ・ローウェンスタインによるとこれは「情報の空白」という概念だそうです。

好奇心は「情報の空白」に対する反応である。私たちは知りたいことと、すでに知っていることのあいだに空白があると好奇心を抱く。知りたいという欲求を呼び覚ますのは「不整合」だけではない。情報が存在しないこともその要因になる。

子どもは40000回質問する

カミナシとリサーチ

カミナシには「現場ドリブン」というカルチャーがあるのですが、これはまさに知的好奇心を顕著に表している文化だと思います。

事実、カミナシでは知的好奇心が強い人が多いです。

カミナシを提供する業界は、ノンデスクワーク領域であり、デスクワークの僕たちにとって未知の世界そのものです。

つまり、「情報の空白」が多い世界です。

僕も入社するまでは関わったことがなかった領域であり、まず最初に面白そう!と思ったのがきっかけです。

そしてカミナシのプロダクト開発においては、この情報の空白をいかに埋めていくかが勝負になると思っています。

そのためには、リサーチは重要になるのですが、業務としてリサーチをするというよりも、まずは興味が原動力にあるか、それを面白いと感じて取り組めるか、が実は本質的なのではないか?と思っています。

リサーチの枠組みを決めて効率的にリサーチする観点も必要ですが、興味や面白さを原動力にして膨大な情報を得てくる方が最終的に組織に還元できる情報は多いかもしれません。

もちろん、楽しすぎて深掘りして、時間がなくなってしまうとなると問題ですが。笑

カミナシでは製造業や物流業などノンデスクワーク領域をリサーチする環境があり、メンバーもリサーチが大好きなので、「カミナシのリサーチ実際どんな感じ?」という方、是非気軽にお話ししましょう!

次のバトンは...

いかがでしたか?
今回は「カミナシと〇〇とぼく」、6記事目をお届けしました。
さて、次のバトンは、プロダクトデザイナーのルさん(@KatieLu333)です!

社内のNotionページのヘッダーなどを気がついたらめちゃくちゃカッコよくしてしまう、遊び心溢れるFigmaマスターのデザイナーの方です!

ルさんはシーズンごとにNotionページのヘッダーをお洒落にしてくれます!(すごい)

次回もお楽しみに🙌
この記事を読んで少しでも「面白かった!」「こういう企画いいね」と思っていただけたら、スキを押していただけると嬉しいです。


カミナシはPMを大募集しています!
カミナシは、PMも、デザイナーを募集しています!
リサーチにおいては、プロジェクトベースで全員で取り組む傾向がある環境です。
一緒に「カミナシでリサーチしてみたい」「リサーチに挑戦してみたい」という方は是非👍

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