見出し画像

語学留学は金ドブなのか?

私は、オーストラリア3番目の都市であるブリスベンに4ヶ月半語学学校に通いました!

シドニーやメルボルンと比べて人も多すぎず治安も日本ぐらいよくて過ごしやすかった


結論から話すと、超初級者中上級者以上は効果が薄いので、レベル感的には pre-intermediate(中の下)  or  intermediate(中) まで英語力を日本で上げてから、行ったほうがスムーズに行けると感じました。

もちろん一番下のクラスから入って1年ぐらいかけて、話せるようになる人もいます。だけど、あくまでも語学学校は英語を学ぶだけの場所なので中長期的に通うとこはおすすめできません。(飽きるため)


初級クラスの現状

初級クラスは中学英語さえ怪しい人たちのために、手取り足取り教えてもらえるクラスです。

私がなぜおすすめできないのかというと

  • 圧倒的日本人比率

  • アウトプットの質が悪い

  • 時間がかかる

順を追って説明すると、まず私の友達が初級クラスにいた時90%以上の生徒が日本人でした。
多くの学校では毎週最初の授業のときに新しい生徒が入ってくることが多いのですが、その生徒も日本人ばっかりであると辟易していました。上のクラスに行けば行くほど、日本人が少なくなっていきます()

前提として非ネイティブ同士が会話するときに、どうしてもお互いの英語力の問題で会話がスムーズに進まないことが多々あります。
これが日本人同士だと会話が詰まったときに日本語を話せちゃうので、頭をありえないぐらい回転させて会話を繋ぐという大切な成長機会が失われちゃいます。

極論を言うと、日本人ばっかなら日本にある語学学校でよくないか(?)

次にアウトプットの質について、
理想は自分以上の英語力を持っている人と会話すると学びが多いと感じる。
最低限話せる語彙力がないと、言葉のキャッチボールが困難になる。

当たり前だが、よくネットにあるネイティブが言うような言い回しなどを真似して使うと普通に通じないので、イキらずにネイティブの人たちと話すまで心に留めておこう!

初級クラスはなぜ英語が話せるようになるまで時間がかかるのかと言うと、
通常クラスが変動するタイミングは教科書が一周する10週間ごとである場合が多いです。

なので、初級からステップアップして、次のクラスを一通り習うには20週間つまり5ヶ月かかります。

上級クラスの現状

ここで言う上級クラスの定義は upper-intermediate(中の上)からとします。

ここまで来てる人は、基本的に最低限4技能がある人たちで構成されています。(体感英検2級以上) 。
なので正直このレベルの人達は、専門的なIELTSコースやCAMBRIDGE、アカデミックコースなどよりなにかに特化したコースに変えるべきだと思います。

いや変えろ!

なぜなら単純に、一般コースの内容はどのレベルも情報量の差はあれど劇的に変わらないので、頭打ち感が否めません。

とある英語の先生が言っていた話では、upper-intermideate以上は金の無駄らしいです…

私の経験談

私はまずクラス分けテストで、intermediateのクラスに入りました
クラス自体スピーキング以外は特に難しいと感じず、そのコースには合計で8週間通ったんですけど、正直途中から面白いと思えずちょくちょくサボってました。

テキスト自体はとても良くできていて、ちゃんとやれば文法はあらかた大丈夫になるのではないでしょうか。
クラスの構成は大体日本人2−4人、南米系2−4人、ヨーロッパ系1−4人、中華系2−3人、みたいな感じでバランスは良かったです。

その後は、EAPコースという大学進学用のコースに移って10週間過ごしました。
こっちのコースはかなりタフだったけど、収穫はかなり会ったと思います。
とにかくアカデミックな文章をたくさん書いたのと、難しい文章に対する免疫ができたのかなと思います。ちなみに日本人は私だけでした。

最終日の映画パーティー

まとめ

正直に言うと、留学したいけど英語学習のモチベがないって人はクラスがなんだろうが行っちゃってもいいと思います(予算が許せば)。

自分も怠惰な人間なので、ある程度のレベルまで持っていくのが大変なのはわかりますが、結局英語はいくらコミュ力があるひとでも、座学をやってこそなので留学前、中、後にかかわらず継続的な英語学習は避けられないと実感しました。

わりと意味ないと言われがちな語学留学ですが、異国の地で生活するということは、英語力以外にも自身の成長につながります。
留学の中でもハードルが低い語学留学は、足がかりとして最適だと思いました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?