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社名出し人事垢が健やかにTwitterをつづけるために"やらない"3つのこと

社名出しで Twitter をする方が増えましたよね。特に最近は、人事・広報系の方が社名出しで Twitter を始める方が増えたように感じます。
でも、社名出しだと Twitter を楽しくつづけられないのでは?と不安に思う方もいると思います。

そこでこの記事では、Twitter を12年間楽しんできたなべはるが、社名出し人事アカウントとして健やかに楽しく Twitter をつづけるために「やらない」と決めていることをお届けします。

採用で出会った候補者を話題にしない

まずは、人事としていちばん重要な話題から。
Twitter では採用活動でお会いした候補者の方を話題にしないよう決めています。わたしの中ではかなり強いルールで、例外はありません。

「今日面接した方が会社のことを何も調べていなかった」
といったネガティブな投稿はもちろん、
「今日お会いした方がとても素敵だった」「内定承諾いただけた」
などのポジティブな投稿も絶対にしないようにしています。

「個人を特定できないならいいのでは?」「ポジティブな投稿ならいいのでは?」と疑問に思う方もいると思いますので、ひとつひとつ疑問にお答えします。

個人を特定できない投稿でも、候補者本人は自分だと気づく可能性がある

まず、「個人を特定できないならいいのでは?」という疑問について。ツイートをみた多くの方にとっては個人を特定できませんが、その日面接を受けた方は「自分のことかも」と気づく可能性があります。

候補者が気づく可能性を考えると、個人を特定できなければいいとは言えず、そのツイートをみた候補者がどう感じるのか?を考慮する必要があります。

ポジティブな投稿であっても、Twitter での言及をどう感じるかは人それぞれ

候補者に対するネガティブな投稿がダメなのはわかるけど、ポジティブな投稿ならいいのでは?と考えている方もいると思います。ですが、ポジティブかネガティブかに関係なく、Twitter で言及されることへの感じ方は人それぞれです。

文字ばかりで疲れた方のためのわんこ

もちろん素直にうれしいと思う人もいるでしょう。しかし、自分のことを Twitter のような不特定多数が閲覧できる場所で言及されることに抵抗がある人は一定数いるはずです。例えそれがポジティブな言及であっても。

また、自分自身は言及されることに抵抗がなくても、「抵抗を感じる人もいるだろうに大丈夫かな。そういう配慮はしないんだろうか」と感じる人もいるでしょう。

以上から、「候補者へのポジティブな内容を Twitter で投稿すること」への候補者本人の心情は下記3つのパターンです。

【自分へのポジティブな投稿をされたときの心情】
・うれしい
・抵抗がある
・自身は抵抗ないが、抵抗がある人もいることを考慮しないのかな、と心配になる

このように、ツイートに抵抗がある人のことを考えると、わざわざ Twitter で特定候補者への言及はしない方がいいと考え、明確に「やらないこと」として決めています。

素敵な方とお会いできた・内定承諾いただけたときにうれしくて思わずその気持ちをツイートしたくなる気持ちはよくわかりますが、わたしのツイートで誰かをいやな気持ちにしたくはないと思い、グっと我慢しています。

趣味ツイートを自重しない

わたくしなべはるが人事以外の趣味ツイートをすると、高確率でフォロワーが減ります。これは経験上、かなり確実です。
「人事・採用広報のなべはるさん」としてのツイートを期待しているフォロワーの方からノイズに思われてフォローを外されてしまうのだと思います。

例えば下記、ワールドトリガーのディープな考察ツイをしたところ、フォロワーが10人単位で減りました。

このように、趣味ツイートをするとフォロワーが減るのですが、自重はしません。あるときから、自重しないと決めたのです。

正直、フォロワーが目にみえて減ると気づいたときは「趣味ツイートやめたほうがいいのかな」と悩んだこともありました。自重した方がフォロワーを増やせたり仕事にプラスになったりするかもしれない…と。

でも、わたしにとっての Twitter は第一目的が「楽しむこと」です。漫画やアニメのディープなツイートをするのはわたしの楽しみのひとつであり、楽しく Twitter をつづけるには譲れないポイントでした。
「楽しむことがいちばん、仕事に役立つかどうかは二の次」と割り切ってからは、趣味ツイートを自重することなく、またフォロワー減に心惑わされることもなく、楽しく Twitter ができています。

ちなみに、Twitter プロフィールに「漫画とゲームのことをつぶやきます」と一文を加えたら、趣味ツイート後のフォロワー減が多少マシになりました。
「この人は漫画のことをつぶやく人なんだな」と認識してもらうことで、期待値ギャップを防げているのかな、と思います。

なべはるの Twitter プロフィール

他者を主語にしない

※以下に記載の内容はこれまで以上にわたしの主観・嗜好が強く出ています。他者もそうするべきという話では全くありませんのでご注意ください。

最後に。これは人事垢だからというわけではないのですが、うっかり自分以外の他者を主語にしないよう気をつけています。
わたし自身が、主語の大きい話や「べき論」が苦手なので、自分自身がそうならないようにしているのです。

例えば下記みたいなツイート。

「これからの人事はテクノロジーを活用して業務効率化するべきだ。テクノロジーを活用できる人とそうでない人との差は大きく開くだろう」

こういうツイートはしないと決めている

内容が良い悪いではなく、「これからの人事」みたいなふわっと主語でものを語るのが苦手なんです。こういうツイートはわたし自身が楽しくないので、やらないと決めています。

また、他者を主語にすることを禁止すると、他者への悪口や愚痴も自然と減ります。悪口や愚痴を言うときはどうしても他者が登場人物に出てきますからね。ツイート文を打っているときに気づくんです。

誰だって、いやな気分になったときに他者への悪口や愚痴を言いたくなることもあると思います。そんな、うっかり感情に任せて他者への悪口や愚痴をツイートしてしまいそうなとき、「他者を主語にしない」ルールのおかげで思いとどまりやすくなっています。

以上が、わたしが社名出しでも楽しく Twitter をつづけるための「やらない」3つのことでした。

【なべはるが健やかに Twitter をつづけるためにやらないことまとめ】
・候補者を話題にしない
・趣味ツイートを自重しない
・他者を主語にしない

最後にくりかえしですが、この記事で挙げたものはあくまでわたし自身が気をつけていることであって、みんながそうしなければならないとはまったく思っていません。
お読みいただきありがとうございました!

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