鬼滅の刃23巻、それだけで社会の荒波と戦えるはず。

最終回はリアルタイムで読んでいましたが、単行本発売に伴いページが追加されたということで、待ちきれず早朝から電子版を購入しました。

最終回の追加ページ、よかったですねえ〜T_T 夜は明ける。想いは不滅。
新聞広告も良かったです。
日本中この追加ページに涙した大人だらけではないでしょうか。

ひとりのヒーローだけが世界を救うわけではないということ

この物語では、唯一の敵である無惨対人間(鬼殺隊)の戦いが数百年続いており、数えきれないほどの隊士が戦っては散っています。
最強といえる縁壱ですら戦いを終わらせるに至らなかった。けれど縁壱の想いは竈門家に繋がれて炭治郎に届きました。
煉獄0巻でも、亡くなってしまった隊士の想いは煉獄さんに届き鬼を倒していました。
珠世さんが家族を失った悲しみも、様々な出会いの中で巡り巡って無惨を倒すに至ります。
そんな想いが繋がれて繋がれてあの日に届いたのでしょうね。

それが丁寧に描かれているので、亡くなった仲間たちも決して不幸ではないのだと感じることができます。
そんな中で、亡くなった隊士から残された隊士への想いが追加されたものだからもう、涙が止まりませんよね。。。

今というなかなか難しいときに、この優しい物語が流行ったのはすごく良いことだと感じます。

自分のことももちろん大事ですが、それと同じくらい他の誰かも大事にしたいものですね。
逆に自分だけを大事にしてたら、勝てない時代かもですね。まあ、わたしはあまりそそういうこと分かりませんが。笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?