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📕18 たった14秒で歴史が変わる
NHKスペシャル取材班 ロフトフの14秒
読了日
7/2
📕内容📕
2018年7月2日。サッカーW杯2018ロシア大会。ロシアのロフトフという都市で決勝トーナメント1回戦日本代表vsベルギー代表の試合が開催された。
この試合2-0で勝っていた日本代表だったが、同点に追いつかれ、そして、後半アディショナルタイムに残酷な結末が起こってしまった。
その時間はわずか「14秒」。
たった14秒でなにがあったのか。
この試合でピッチに立っていた、日本代表選手やベルギー代表選手、世界的有名な監督らにインタビューをし、貴重な証言を得て、あの「14秒」を徹底的に分析する。
📕1%のかけら📕
この試合の展開にはショックを受けた。
ほんの数十分前までは日本代表の歴史が変わるかもしれないと思っていたから。
ドーハの悲劇と並んで日本サッカー界の悲劇の1つだ。
☆
僕はこの試合を大学のサッカー部の寮でチームメイトと一緒に観ていた。当然、残酷な結末も観た。
試合前はこの試合の結果を予想したりしていた。
いざ、試合が始まり、時間が経ち、日本が点をとると、「あれ、日本勝てるんじゃね?」みたいな雰囲気になった。
史上初のベスト8進出という日本サッカー界の悲願の夢が叶うかもしれない。
そんな期待をしていた。
だが、
現実は甘くなかった。
2-0から2-1、そして2-2とあっという間に追いつかれてしまった。
そして、2-2のまま迎えた後半ロスタイム。
このまま延長にもつれ込むと思っていた。
しかし、
悲劇が起こってしまった。
TVの前で観ていた僕は天国から地獄に落とされた気分だった。
☆
後半アディショナルタイムの「14秒」という残酷な結末を焦点に当て、徹底的に分析したのはこの本はサッカーをやっている人にはぜひ読んでほしいと思う。
あの「14秒」という短い時間で、日本代表選手が、ベルギー代表選手がどこを見ていて、なにを考えて、あのプレーの判断をしたのかが、詳細に書かれている。
日本代表はこの教訓を糧に同じことを繰り返さないことと、仮に似たような状況になってしまった場合にどう対処すればいいのか。
そして、攻撃側に立った場合、どう崩せばいいのかなどといったことを選手たちで共有してほしいなと思う。
今後の日本サッカーの未来のために。
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