📕29 人生をより色どり豊かなものにするために。

しなくていいがまん
著者
小林麻耶

1979年新潟県生まれ。青山学院大学を卒業後、2003年にTBSに入社。2009年よりフリーアナウンサーとなり、テレビ・ラジオで多くの番組に出演。

読了日
8/27

📕内容📕

「しなくていいがまん」と「したほうがいいがまん」がある。特に「しなくていいがまん」は多くの人がしているのではないだろうか。この「しなくていいがまん」を止めるメソッドを小林麻耶さんの経験を通して紹介している。

○要点1

誰にとってもかけがえのない一日を「しなくていいがまん」をして過ごすのはもったいない。

🍀言葉🍀

自分の気持ちを早く認めれば認めるほど、自分がラクになる。

一人でがんばらなくていい。大切な人には、弱さをさらけ出してもいい。

人に頼るのは、その人を信じること。人に頼らないのは、そのひとを疑うこと。

スマホが完全にバッテリーゼロになると、充電に時間がかかる。毎日こまめに充電をし、自分自身も休ませてあげるといい。

ほんの小さな楽しみを大切にする。

まわりの目を意識して、いつも人に合わせて、誰かを喜ばせようとして自分の心を押しつぶすような「しなくていいがまん」は、一日も早くやめたほうがいい。

「いま」を生きることの大切さ。

いまを大切にしながら、「いまが明日をつくり出す」と信じること。そして明日になったらまた、「いま」を生きる。そんなふうに、毎日笑って暮らせたら、最高ではないだろうか。

「わたしはいま、この瞬間、幸せです」と言える人生を送りたい。

💫1%のかけら💫

ストレスを抱えている人、悩みを打ち明けられずにいる人に読んで欲しいと思う一冊。

「しなくていいがまん」を気づかないうち私たちはしていることがあるはず。
いや、気付いているけれど、ついしちゃうのかもしれない。

そんな「しなくていいがまん」はこれからはしないようにしていくことで、人生は好転していく。

それに、人間もスマホと同じで

「スマホが完全にバッテリーゼロになると、充電に時間がかかる。毎日こまめに充電をし、自分自身も休ませてあげるといい。」

と小林麻耶さんは語っている。

これを僕なりに解釈すると、

人間もスマホと同じで、スマホはバッテリーがなくなると使用不可になるだけだが、人間の場合、それは命に関わる。

だからこそ、自分の命を守るために、一度っきりの人生を豊かなものにするために、こまめに休息を取ることが大切なんだと思う。

「わたしはいま、この瞬間、幸せです」と言える人生を送るためには、「素の自分」でいること。

人生をより色どり豊かなものにするために。

「しなくていいがまん」はやめよう。