【考察・組織】24アジアカップで日本がイランに負けたことを個人的に分析【組織の2トップは別々のタイプを置いた方がいい】
サッカーアジアカップ。日本vsイラン。
試合中、漠然と思っていたのは、3つ。
(1)イランの4トップ気味と日本の4バックが完全にマッチしちゃってる。
(2)競り合って勝っても全部拾われる。
(3)中盤で競り合ったとき相手のファールは主審が取らないので1vs1でほぼ勝てずボールがつなげない。
その3つに監督から対応があったか?
(1)イランの4トップと日本の4バックがマッチ。→特になし
(2)競り合っても全部拾われる
→後半、前田大然をさげて悪化。
(3)相手のファールは主審が取らないので、中盤で繋がらない→特になし。最後のアディショナルタイムに思い付いた?
つまりその3つに監督から対応はなかった、か悪手をしたか。現場の選手がすべて対応しなければならなかった。これをどう考えるか。ここで思うのは果たして監督が悪いのか?ということ。
サッカー日本代表チームを強引に通常の組織に当てはめると、
・現場は相手の作戦に嵌まり大苦戦。個別商談でことごとく敗北。係長は懸命に対応。
・部長はまとめ役のモチベーター。
・だとすればポイントは課長なのでは?と思う。そういうタイプの指揮官には参謀タイプ課長が必要と思う。
ではサッカー日本代表はそうなっているのか?
・監督=指揮官はモチベータでまとめ役。個性的な選手をまとめてる。が戦術家ではない。
・しかしそこにはコーチ=中間管理職がいるはず。もし監督=指揮官が上記のようなタイプであれば、コーチ=中間管理職は戦術家を置くのが重要なはず。
しかし最初に書いた戦況のまま試合終了まで行ったとすると、そのような戦術家はいなかったということになる。
長々と書いてきましたが、現状のサッカー日本代表の最大の弱点は、モチベーター的まとめ役な監督に必須な参謀的戦術家を配置していないからではないか?という分析です。
個人的には組織のトップ2は同じタイプを置いてはいけない。でないと今回のようなことになる。という教訓ではないかと思います。
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