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「GE帝国盛衰史」を読む7 ー結果=人事評価が極端になると起こることの好例(悪い意味で)ー

「第14章帳尻あわせ」。
 GEでは業績目標はトップダウン決まる。達成できなければ降格や首が待っている。11月以降は休めない。
1.GEキャピタル膨大な資産の一部を売ってごまかす
2.年度末の押し込み販売を行い売り上げを稼ぐ(当然赤字販売)
3.映画興行収入が思わしくなければ資産価値を引き下げなければならないが現実的でない施策を行うと言って下げない
などなど。

 その一方で不正な会計処理をしているのではないかと証券取引委員会から調査に入られて、不正が明らかになる。そして事業部門と金融部門の文化的摩擦もGE内で起きていた。

 この章を読んだ感想はと言えば、「なんだかどこかで読んだような話。。。こんな企業が(以下略)。」

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