オフホワイトはグレーになりいつしかブラックになる
美味しいものを食べることにしか楽しみを感じない怠惰な人生にそろそろ飽きてきた。
あんなに嫌いだった野菜が好きになってきた。
アラサーが近づいてきたのを感じる。
気付いた時にはところてんも好きになっているんだろうか。
メディアの仕事に就きたいと思っていた時期から、時すでに4年以上経とうとしている。
あの時は「好きなものを仕事にできたら」と言わばミーハー心が強かったのだろう。
就職をマスコミでしなかった理由は、民放局でのアルバイト経験にある。若い割には興味があった政治の世界に"報道"の立場で携わりたかった。
だがいざ報道局にいると違和感を感じた。
「事件事故社会問題なんて無限にあるはずなのに、なんで同じことばかり伝えているんだろう、なぜこの人たちは伝えるタイミングで競ってるんだろう」
民放なのだから、視聴率ありきの世界。だからこそ視聴率を集める仕組みとして報道タイミングが大切なのは分かる。
でもあまりにも業界内の暗黙の了解が多すぎる。上層部のGOが出るネタって限られているように感じた。
今日は参院選投票日。
若者の投票率向上を訴える活動もここ数年で1番のように感じる。
れいわ新撰組の動員も凄いが地上波のニュースにはなかなか流れないのも不思議に感じるだろうがそういうことなんだ。
宮迫の会見でもあったように、とにかくテレビ含めマスコミがガチガチの資本主義社会に毒されている。
それを仕方ないとするのであれば、真の報道なんて日本では無理だ。
アッコにおまかせ!クルーのオフホワイト質問がかなり糾弾されているけれど、それも可哀相な話だ。
アッコにおまかせ!だって、サンデージャポンだって、報道番組の括りでないのだから。情報番組の括りとして、ニュース+笑いをコンセプトにしているのだから。そんな情報番組がめちゃくちゃ多いのだって視聴率を取るためなのだから。
局員(聞いたのは多分制作会社社員だけど)はそういう教育を受けてきたはずだ。取れ高の高い質問、視聴率を取れる質問を会見でするように。
結局はTPO教育がなってないってことだと思う。それこそ社員を雇っている企業の問題だと思うけどな。
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