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入社して2年目の振り返り

こんにちは〜!ナッツです。(https://twitter.com/natsumiyamada1)

大学院卒業してから2年がたち、つまり今の会社に入社して2年が経ちました。自分のために振り返りがてら言語化してnoteに残します。今の自分は、テラハの先週の名言を借り「迷える子羊、ジンギスカン」状態です。笑

大学院は2017年にUniversity of East Anglia, Gender Analysis in International Developmentを卒業しました。そしてそのまま開発コンサルティングファームへ就職。ODAは書類で落とされたものの、謎のポジションで採用され、今は民間を通した途上国への貢献を目指す部署にいます。

私は協力隊も行ったことがないし、国際協力関係のNGOやNPOで働いた経験もなく、初めての国際協力業が今いる開発コンサルティングファーム。

何も想像せず入ったけど、そこでの2年間はよく言えば「できることは何でもやった」し、悪く言えば「ふらふら」していました。

そんな2年間ですが、私が胸はって「できた」と言えることの1つは、「全部署経験した」ということ(笑)。全部かじった程度だけど、ODAもビジネス系も、人材育成もやってみました。

色々なものをかじればかじるほど、わからなくなる気がする。自分はどの道を進んだらいいのだろう?優柔不断な自分がたまに嫌になる。

まず、ODAだけどこれは、ある意味ずっと想像してきたキャリア像。現場で専門性を生かして社会課題解決なんてね。ただ入社直後のJICAショックは自分の中でかなり大きな出来事として染み付いてしまったのが事実。ODAバブル時代を知らない私は結構捻くれている(笑)。だけど、やっぱり、シニアコンサルさんなんかを見ていると「わぁ、かっこいいな〜」とも思うのが本音。

ファシリテーションや人材育成は楽しいです。そして正直向いていると思う。目の前の人と丁寧に過ごせるし、主体性を重んじれる空間がすごく好き。だけど1つ気がついたのは、「ファシリテーション」のみで終わることに自分は疑問が残ってしまう。参加者の主体性を引き出したのち、導くすべ、例えばコンサルティング能力とかアクションプランに落とす能力が必要だと思いました。

そして入社するまで考えたこともなかった、ビジネスを通じた国際協力。もうこれはど文系の道を進みまくった私からするととてもチャレンジング(笑)。でもここで学ばせてもらっている感覚のおかげで、お金をどちらかというと悪いものとしてみていた過去の自分と比べると、今はバランスの取れた人間になった気がしてます。でもビジネスでは、なかなか解決しずらい課題もあることを知り、またここで、この道に進むかどうか悩んでしまっている。(笑)

悩んで、悩んで、悩んで、結局悩むばかりなんだけど、

この2年間で自分の性格にあっていないものが明確になったし、

また自分の中で変わらなかったものも明確になり、

足りていないものもわかりました。

そして今でも自分はジェンダーの専門家だと言い張っている自分がいて、それぐらい自分の中ではコミットしたい分野なんだと思う。

そんな自分に足りていないのは、間違いなく現場経験とコンサルティング能力。途上国での経験が足りてなさすぎるのはそのままだけど、それに加えて知識を活用するスキルが、手札がない。

スキルがなさすぎて苦しくなるけど、これは地道に身につけるしかないんだよね。気合いとか、やる気とか、結局みんなあんねんな。急がば回れ。最終的には知識とスキル。チョッパーがドクトリーヌに叱られたシーン思い出しちゃうね。(笑)

                        引用:One Piece 910話

本当に何か変化をもたらしたい、何かインパクトを与えたい、そう思うのであれば硬い知識とスキルとセンスが必要。それは今の私には、ほぼないも同然だと思っている。

業界で働き出すまで、見えなかったこと、ぼんやりしていたこと、知らなかったことが明確になればなるほど自分の将来像がふわっとしていることがよくわかり修整を加えなければならなくなる。その修整の過程は迷走と不安もありつつだけど、真剣に向き合っている証拠でもあると思う。

大学院の友達とスカイプしたときに20代後半は迷うの普通だよ〜いずれ楽になるし、少しずつアクション起こしながら考えな〜と言われ、そっかこれが普通なのかと今の自分の状態を前向きに受け入れることにしました。

日々に感謝しながら、国際協力業界3年目突入。

いつも周りで支えてくれるみんなありがとう!
そしてここまで読んでくれてありがとう。

ナッツ

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