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太陽を見ながら、音楽って救いだなぁと思う朝

ここ一週間が仕事の山場で、毎日残業してます。
薬を変えてから仕事が好きになって、易疲労もなくなったのか、残業してもそんなに疲れなくはなりました。
でも退社が21時を超えると次の日の朝がとてもしんどい。昼にはすっかり元気になっているけど。
そんな日が4日ほど続き、自分の担当作業が終わった安心感もあったのか、今朝はどっと疲れが出ました。
いつもの朝の体が重い感覚とは違って、なんだかフラフラする。それでも着替えて家を出ると、別に何ということもなかったような気持ちになりました。


私の通勤は徒歩15分くらいで、最近はクラシック音楽を聴きながら歩くのがルーティンになってます。
今日聴いたのはブラームスの『ピアノ協奏曲第2番』。

歩きながら聴いていると、なんだかとても心に染みてきて、実感はなかったけど疲れていることを認識しました。なので一旦公園のベンチに座りました。今朝はよく晴れていました。
せっかくこんなに良く太陽が出ていて、こんなに良い曲を聴いているのに、わざわざ途中で聴くのをやめてまで定時に出社する必要もないなと思い、30分遅刻する旨連絡しました。

座って、太陽の方を向いて、他に何もしていない状態で音楽を聴いていると、音楽と心が一体化したような気持ちになってきて、泣きそうになりました。この感覚は2度目です。

1度目は去年の秋頃、鬱のひどい時期で、毎日特に辛い仕事もせず、残業もなく定時退社しているのに、家に帰るとベッドにぶっ倒れてしまう毎日。それでも癒やしを求めてベッドに横になりながら音楽を流していました。
ある日バッハの『マタイ受難曲』を聴いていると、なんだか胸の奥に染みてきて、自然と涙が流れると同時に、音楽にこんなに感動できるものなのかと驚きました。

皮肉なようですが、疲れているときほど音楽の価値がわかるような気がします。音楽って救いなんだなぁと実感したというお話でした。

※マタイ受難曲はYouTubeに著作権フリーっぽいのがありました。(20:53から始まる第10曲『悔いの悲しみは』が好きです。)

マタイ受難曲はバッハ屈指の名曲と言われると同時に、クラシック音楽の歴史上でも屈指の名曲と言われています。
数ある演奏の中でも特に有名なのがこのカール・リヒター指揮の録音です。良かったら聴いてみてください。長いし何言ってるかわからないですが。。。
バッハは明るい曲も多いけど、マタイ受難曲みたいに暗い曲や重苦しい曲が僕は好きですね。



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