2023年11月に観た作品まとめ

11月に観た作品

寒暖差と日々の疲労でなかなか作品を観る時間が取れず…。
観たい作品も溜まってるけどそれは後の楽しみということで。

それでは11月分です。よろしくお願いします。

映画

  • イニシエーション・ラブ

  • パニック・フライト

  • ある日どこかで

  • 正欲

  • ニュー・シネマ・パラダイス

ドラマ

  • CRISIS 公安機動捜査隊特捜班

ピックアップ感想

1.正欲

朝井リョウの小説の映像化作品。原作既読。
「観る前の自分には戻れない」というキャッチコピーに偽りなく、自分の中の価値観と世界への認識を変える作品。

”普通とはなにか、多様性とはなんなのか”

二年前に原作を読んでから未だにその答えは見つからないからこれからも考えながら生きていくんだろうなという気がしている。観る前/読む前に戻ることはできないから、それを受け入れて生きていくんだろうなと。

見ながら感じる気恥ずかしさと居心地の悪さが印象的で、新垣結衣や磯村勇人の"明日すらも拒絶している"演技が素晴らしく、ラストシーンの高らかな宣言、そこから流れる主題歌、Vaundyの『呼吸のように』で落涙。そしてパンフレットの最後のページに溢れる希望。少しでも、今生きづらさを感じてる人達の心が軽くなりますように。

観た人の価値観を揺さぶり、問いかけてくる。詰めが甘く惜しい部分もあるけれど、多くの人に届いてほしい作品。

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