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(欧米の音楽を聴くこと)を眺める

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日本人の、音楽を聴く土台的なものが、伝統的な日本音楽ではなく、欧米の音楽で出来ているので、それがどういうことなのか眺めてみる。
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#アンビエント

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「An Ending (Ascent)」Brian Eno

https://www.youtube.com/watch?v=OlaTeXX3uH8 https://www.nejimakiblog.com/entry/ending-brian-eno-remaster-2019-appolo (転載はじめ) 疲れた心にじんみりと効きます。 内なるイマジネーションに浸るもよし、 何も考えず宇宙空間に漂うもよし。 こんなに美しい音楽、なかなかない。 (転載おわり) 少し疲れているので、アンビエント・ミュージックに癒やされたい♬ naka

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「Thursday Afternoon」Brian Eno(1985)

https://www.youtube.com/watch?v=pZ6V8pH4HPY http://kisonoabaraya.qcweb.jp/thursday.htm (転載はじめ) かすかに持続する低音のノイズ(ドローン)の上に、 シンセサイザーの澄んだ音が、まばらな星のように、 はじけて消えるシャボン玉のように、きらめき、たゆたう60分。 真剣に聴きいるための音楽ではなく、壁紙のような、 部屋に漂う香りのような、バックグラウンドとして制作された音楽。 目を閉じると、ほの暗い海の底で静かにまどろむ深海魚になった気分。 あわただしい日常から解放され、 ゆっくりほどけていく音の絵巻に身体をまかせる心地良さ。 自分という存在がだんだん小さくなってゆき、 あと少しで悟りが開けるんじゃないかと思いながら 30年ほど聴き続けています。 いまだ悟りは開けず、世俗の塵にまみれるばかりですが、 心の安らぎが欲しい時には、ふとこのCDをかけたくなります。 (転載おわり) 音楽は、聴く対象であり、「聴かれる音楽」と「音楽を聴く自分」には 境界線があり、そのラインは明瞭。 しかし、音楽を弱めにし、音楽を聴きとろうとしなければ、 弱めの音楽も、強い意識を持たない自分も、 その場に存在する「なにか」でしかない。 naka ♬ --------------------------------------------------------------------------------- 養老さん言われる 「脳」が物で、「心」が機能とすれば、「音楽」とは機能となるか。 存在ではなく。。。

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「Austin Texas Mental Hospital, Pt. 2」Stars Of The Lid(2001)

https://www.youtube.com/watch?v=9PfnPyl-avE&list=OLAK5uy_kNd7SiXPOGFgCPSQWjomKnEeZDQxqkXMY&index=5 ザワザワするノイズ音に癒やされるとき、それはノイズでは無くなる。 でも、印度音楽の倍音の方が心地良い ♪

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「Evening Star」Fripp & Eno(1975)

いい感じだ。今聴いているこの音楽もそうだが、音楽を聴く自分の状態が。 音楽を聴くのに、なにか「制限」みたいなものがある。不自由さ。 それのどこが「いい感じ」なのだろう? 自分自身が「ニュートラル」な状態であることを、客観的に観察出来る。 すみません、ワケ分からない文を連ねております。 まさによく分からない音の連なり(音連れ)に共鳴するかのよう。 安易に考えれば、水星逆行と関係あるか、なしか。 (キング・クリムゾンの残響あり。)

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「The Word Love」Gigi Masin(2015 イタリア)

最近、音楽を聴く欲が少なくなってきたと感じてたけど、 これは「別腹」ならぬ「別耳」です。 久々に訪れたアンビエント ♪ ありがとう。

「Attesa」Balmorhea(2007)

寒暖の差が大きく、一昨日は、自分の口内から風邪の臭いがした。 蜂蜜なめて、なんとか乗り切れたのかもしれない。 昨日聴きたい音楽は、カリブ・ハイチのギターだった。 琴線に触れる切ないメロディ。 このアルバムはCDとして持っておらず、動画サイトで。 動画は流れ、また、好きな音楽が流れてきたと思えば、 環境音楽の吉村弘さんのものであったり、 「カントリー・ロード」をつくられたジョン・デンバーさんの 別のカントリー系ソングであったり。 そして、バルモレイがやってくる。 1stアル

聴く「Screen」Visible Cloaks(2017 米国)・「Jupitor」Miyako Koda(1998 日本)

アルバム名「Reassemblage」は、ベトナムの映画監督:Trinh T. Min-haの1982年同名作に由来。 という解説で目にとまる。 トリン.T.ミンハさんの著書 「女性・ネイティブ・他者 ーポストコロニアリズムとフェミニズム」、 一読したが、結局、頭の中でまとまらなかったので、今年の心残り。 その方の、映像作品をアルバム名にしている Visible Cloaks(米国ユニット)は、何者かと思いましてね。 ミニマルミュージック、エクスペリメンタル・ロックなどと

きく「Clouds」Gigi Masin(1989)

アンビエント音楽:ジジ・マシンさんにお詳しい方がいらっしゃったので。 HP「となりの音楽部屋」のアルジさん。 となりの音楽部屋 | 音楽やDIYを楽しむ隣人によるブログ (timelessmusics.com) Bjorkの『It’s In Our Hands 』(2002 アイスランド)エレクトロニカ ビョークさん、少し怖いんですよね、私。 術中にはまっているなり。 Nujabesの『Latitude』(2003 日本)ヒップ・ホップ 「Clouds」Gigi Ma

きく『Wind』(1986)・「Vahine」(2022)Gigi Masin(Ambient)

しばらくは、「New Age Music Disk Guide」ネタになりそうです。 アンビエント・環境音楽は、「人のつくる音楽」と「自然」の中間的な位置にあり、「自然を見つめる音楽 / 自然に見つめられる音楽」ようなものかと 思っていたのですが、イタリアの作曲家:ジジ・マシンさんのアンビエント曲は、なにか重厚なメッセージ性がありそうな。。。 気もしますが。。。ちょっと言葉になりませんね。 ジャケットは、ブラジル詩人の詩を、メソポタミア筆記体で、 彼自身の手でデザインした