きく『Wind』(1986)・「Vahine」(2022)Gigi Masin(Ambient)
しばらくは、「New Age Music Disk Guide」ネタになりそうです。
アンビエント・環境音楽は、「人のつくる音楽」と「自然」の中間的な位置にあり、「自然を見つめる音楽 / 自然に見つめられる音楽」ようなものかと
思っていたのですが、イタリアの作曲家:ジジ・マシンさんのアンビエント曲は、なにか重厚なメッセージ性がありそうな。。。
気もしますが。。。ちょっと言葉になりませんね。
ジャケットは、ブラジル詩人の詩を、メソポタミア筆記体で、
彼自身の手でデザインしたもの、と、門脇綱生さんは書かれてます。
そのブラジルの方は、詩で何を伝えようとしているのか。
ジジ・マシンさんは、彼から何を受け取ったのか。
なぜ、メソポタミア筆記体なのか。
ミュート・トランペット、ピアノ、ギター、シンセサイザーの音色からは、意味は分からない。ただ、厳かに訴えたいことがあるような。
なんだか分からないけど、分からないから、楽しくなってきます。