見出し画像

きく『Wind』(1986)・「Vahine」(2022)Gigi Masin(Ambient)

しばらくは、「New Age Music Disk Guide」ネタになりそうです。

アンビエント・環境音楽は、「人のつくる音楽」と「自然」の中間的な位置にあり、「自然を見つめる音楽 / 自然に見つめられる音楽」ようなものかと
思っていたのですが、イタリアの作曲家:ジジ・マシンさんのアンビエント曲は、なにか重厚なメッセージ性がありそうな。。。
気もしますが。。。ちょっと言葉になりませんね。

ジャケットは、ブラジル詩人の詩を、メソポタミア筆記体で、
彼自身の手でデザインしたもの、と、門脇綱生さんは書かれてます。

そのブラジルの方は、詩で何を伝えようとしているのか。
ジジ・マシンさんは、彼から何を受け取ったのか。
なぜ、メソポタミア筆記体なのか。

ミュート・トランペット、ピアノ、ギター、シンセサイザーの音色からは、意味は分からない。ただ、厳かに訴えたいことがあるような。
なんだか分からないけど、分からないから、楽しくなってきます。

Wind (1986)
Les Nouvelles Musiques de Chambre, Vol. 2 (1989) 
The Wind Collector (1991) 
Lontano (2001)
Moltitudine In Labirinto (2003) 
The Last DJ (2008)
Hoshi (2014) 
Clouds (2015) 
Live at Superbudda (2015)
Plays Hazkará (2016)
Venezia 2016 (2016)
Tsuzi (2016) 
The Distance (2017) 
KITE (2018)
Postcards from Nowhere (2019) 
Calypso (2020)
Vahiné (2022)

Gigi Masin - Wikipedia