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友達兼先輩だから

私は若者支援をするNPOで働いている。
2023年5月から働き始めたので、もう1年以上働いていることになる。現場は決して楽ではないし、知識も経験もないのに、よく1年も続いたな、という気持ち。

所属するチームも数ヶ月前までは先輩と私の2人体制だったのが今や5人になり、ようやく"チーム感"が出てきたように思う。ただ、これは人数的にチーム感があるだけで、未だ上手くチームとして動けている感はあまりないのが現状。

人数が増えたことによる変化と、日々起きる若者たちのあれこれ。加えて体調不良が続いていたこともあり、ここ2〜3か月、本当に心の消費エネルギーが大きい。回復するまもなくまた新しい1日が始まり、大きく消費している。

現場に出ても100%の動きができなかったり、複業先のバイトを休んでしまったり。不完全燃焼の感覚。全部がんばりたいのに、全然上手く回ってなかった。チームも、私の生活も。

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先日ちょっとやらかした。
先輩にslackで怒りをぶつけてしまった。

私としては「チームの課題だから、個人でどうにかするんじゃなくてチームで動こうよ!」を伝えたかったのだけど、それが上手くできなかった。すごく重たいし、チクチクしていた。やらかした。なんで文章を一晩寝かせなかったのか。くそぉ。

周りのフォローや先輩の器の大きさによって、私は「怒りをぶつける人」になるのではなく「ファーストペンギン」にしてもらえたような感じがする。見放されたり、見限られたり、「うるさいなぁ」と思われて終わり、という可能性も全然あったのに、
先輩は「声を上げてくれてありがとう」と受け入れてくれたし、「じゃあこうしよう」と改善策まで出してくれた。次の日対面で会ったとき、何の気まずさもなく、会話ができた。

これは先輩である以前に友達だからからしれない、と思った。

私たちは2023年の2月に出会っている。私のイベントに彼が来てくれた。その約1ヶ月後、逆に彼のイベントに私が遊びに行った。彼のNPOでの事業に興味をもち連絡をとり、話を聞きに行った。ここで働こう、と思い、入職が決まった。

私たちの関係性は、友達から始まっている。歳の差はあるし、職場では先輩後輩だけれども、それでもそれ以前に友達なのだ。だから、多少の何かがあっても大丈夫な気がする。

悪いところは直したいし、伝え方もより良い方法を学びたいけど、とりあえずきっと大丈夫。

私たちは友達だから。

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