あと、10回。職場に通う日。

10月16日月曜日
朝の新幹線で福島へ行く日。

この前まで、あと一年後って言ってたのに、
夢への一歩がそこまでやってきたことに
ワクワクよりも不安の方が大きい。

色々迷って、悩んで、答えを出した
休職。

これが正解だったのか、今は全くわからない。

そんな職場へ出発前、通うのも、
あと10回くらい。

この４年間を振り返ると、
本当に色々あった。

涙した日も、笑った日も、悲しくなった日も、
嬉しかった日も、
色々あったなって、
通勤路を歩きながら感じる。

春も夏も秋も冬も。
その時々を感じながら、
通い続けた日々。

今は間違いなく宝物。

自分の夢と仕事の両立は、
決して簡単じゃなくて、
すごくすごく悩んだ日もあった。

夢を叶えるために、
好きだった前職を辞めて
地元に帰ってきたのに、

仕事を辞めたくて、辞めたくて、
転職活動を必死でやったこともあった。

でも、どんな時も結局、
みんなに助けられて、

海外に３週間行かせてもらったり、
こうして今は夢を叶える事ができたり、

きっと、今の職場を選んでなかったら、
どれも叶わなかったことかも知れない。

４年間の中でできたコミュニティや
知り合った人、
見た景色、
全てが私の財産となってるのは間違いない。

こんなに、職場を離れるのが
寂しいと思うとは、
全く想像してなかったから、
自分でもびっくりしている。

色々な事があったな〜本当に！
色々な出来事もあったし、
割と一通り色々やらかしたし、
酔っ払って大変なことになった時のことは、
今でも「やばいぞ」って言われるくらいの
やらかした思い出。

本当に思い返すと、
思い出したくない経験も含めて、
沢山のネタと思い出が増えたなって、

嫌いだった職場が、
気づけば、私の居場所になった気がする。

今回、ありがたいことに、
在職しながら、こういう形で２年間、
間違いなく自分の人生の財産になるような
経験をさせてもらえる。

だけど、

その先の未来は、私自身も正直わからない。

２年できっと色々見えるものが変わるだろうし、

もし、この２年で、一生を捧げたいって思う
運命の出会いがあれば、
その人と歩みながら、また新たな自分の夢を
追いかけ続けるかもしれない、と、
ふと考えたりもする。

やっぱり、この職場で、
経験を積みたいと思うかもしれないし。

何があるかわからない、この先の人生。

どういう形であっても、
今の職場には、どんな形かで
恩返しがしたいと思っている。

まだまだ甘ちゃんな私だけど、
私にできる事は、これから先も
全力でやりたい。

この職場に入って、

自分のやりたいことに、
色んな意味で面と向かって立ち向かえた
気がする。

自分を見つめ直す時間にもなった。

必死に何かを追うことの
大変さと、面白さも知った。

自分がどれだけ、今まで本気で
追い求めてきたのかを実感した。

頑張ろうって思える
尊敬できる存在があったからこそ、
孤独だった自分との闘いも
諦めずに闘い続けられた。

つまらないと思ってた地元の４年間も、
関わってくれた人たちのおかげで、
楽しいと思える思い出だらけになった。

みんなと離れるのが、
すごくすごく寂しい。

みんなと、いつも通り笑っていたい。
新しいお店の情報を共有したり、
誰かの仕事の話を聞いたり、
どうでもいいことで笑ってたい。

1人で闘うのは、本当に本当に辛かったし、
今も、これから先も、
きっと、そんな場面がきっとあるんだと思う。

いままでは、
誰とも会わない日があっても、
結局職場に行けば、誰かしらにあって、
どうでも良い話をして、
どうでもいいことで笑って、

気持ちが楽になることもあったけど、

これからは、そんな当たり前だった日々も、
きっとなくて、

新しいことばかり。

本当の意味できっと自分との闘いがやってくる。

母みたいなパートさんたちや、
掃除のおばさんたちには、
心配だから、たくさんLINEしてねって
言ってもらえて、
私は幸せ者だなって実感した。

この４年間は、見送る側だった私も、
この職場に入って初めて、
見送られる側になる。

激励会をやるよ！！！って、
声をかけてもらえることは嬉しいけど、
なんだか恥ずかしくて、
出発の実感が湧いて寂しくて、
緊張して、手汗も出るし、

気持ちが慌ただしい。

周りにどれだけ助けられてたか、
こうなって改めて気づく。

あと、10日、私ができることは、
いつも通り、一生懸命自分の仕事を全うすること。

最後まで、私らしく頑張りたい。

明日の、激励会第一弾。
パートさんたちが主催となって
開いてくれる。
時間を割いて、みんなが集まってくれることに
本当に嬉しくて今からすでに泣けてくる。
というか、書きながら泣いてる。

明日も笑顔で、出勤したい。
明日も、みんなに、助けられながら。

いつか、恩返しができますように。