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2024年に向けた、2023年最後の気持ち

あっという間だった2023年。
色々なことがあった。

でも、こんなに思い出に残る一年は、
作ろうと思っても作れない。
だから、最高の一年だったのかもしれない。

多くの出会いがあった。
新しい経験、新しい環境、初めて会う人々。
こんなにも、素晴らしい出会いがあるのかと
思うほどの出会いだった。

でも、その分失うものもあった。
当たり前のように働いていた場所、
そこでいつも行き交う他愛もない会話。
見慣れた人々。
当たり前のように過ごす時間。

人は失ってから気づく生き物なのかもしれない。

当たり前の生活をしていると、
その有り難みを忘れてしまう。
でも、その当たり前がなくなった時、
はじめてその価値に気づく。

何度繰り返せばわかるんだろう。
毎回、同じような気持ちになる。

これから始まる1年は、
見たこともない景色をみるんだろう。
だけど、その分、
見たこともない大きな大きな壁に
ぶつかることだろう。

知らない土地で、
思い悩む自分がいるのも、
なんだか想像できてしまう。

失敗を恐れずに動き続けるのは
もちろんだけど、
弱い部分もちゃんと曝け出したい。
思ったことはちゃんと伝える。
意味のない、「大丈夫」と、「ごめん」は、
言わない。

失敗も成功も、
楽しかったことも、涙したことも、
自分の弱い部分も、強い部分も、
その日その日に感じた感情、
観た景色、食べたもの、出会った人、
全てを記録として残す。
それが、2024年、私の継続した目標だ。

2023年という1年は、
私に取って決断と覚悟の年だった。


これから始まる新しい1年。
背負うものは、正直大きいと感じることもある。
職場という看板や、周りからの期待、


「コミュニティの開発。」
かっこよくいうと、それが私の職種。

私にできることはあるのだろうか。
まだ出発もしてないのに、
そんな不安が日々募る。

なんの不便もなく、むしろ、
贅沢すぎるような生活を送ってきた、
日本人の私。
大学生の時に、タイのスラムに行って
初めて感じたあの感情。
「当たり前は当たり前じゃない」
今だに、心のどこかにあるものの、
必死に仕事をしていると忘れてしまう時がある。

勉強ができて、仕事ができて、
3食食べることができて、靴があって、服があって、
体調不良の時は薬だってすぐに買える。
夜中お腹が空いたらコンビニだって行けるし、
夜歩いたって無事に家に辿り着ける。
寒かったら暖房がつけれて、
暑かったら冷房がつけれる。
誰かに会いたくなったら、
車を走らせれば会いに行ける。
何も問題を起こさず働いてれば、
当たり前のようにお金が入ってくる。

それを当たり前として捉え、
仕事の愚痴や、あの人はどう、この人がどう、
そんな中身のない会話をして時間が過ぎていく毎日。

そんな日本に生きてきた私は、
 

日本にいると気づかないありがたみに、
気づくことも多いんだろう。

そして、そのギャップにぶつかった時、
初めて自分の本来の強さや弱さを
知ることになるのかもしれない。

ずっと追いかけ続けた、夢。
夢のスタートラインに経った時、
出会った仲間たちとお酒を飲みながら
交わした会話は、
「あの国のあれを食べたい」
「世界を変えたい」
「アフリカ集合して、あれを見に行こう」
「情報共有して、お互いに良いアイディアを見つけていこう」
「カマドの作り方見に行くよ」
「世界のどっかで会おう」

そんなキラキラした話しばかりだった。

人の目を気にして過ごして、
周りに合わせて、
ごめんと大丈夫で、その場をやり過ごし、
自分の意見や自分のことは心に留めて、
愛想笑いで過ごしすことも多々。
色々駆け引きしたり、こそこそしたり、
そこには何の意味もなくて、
むしろ、そんなことで悩んで、
なんてちっぽけな世界に生きてきたんだろう。
そう感じた。

自分のプラスになることは、
積極的に取り入れるし、
マイナスなことは、
断る勇気を持つ。

だって、そんなことしてる間にも、
時間はどんどんすぎて、
時間を失った時にまた気づくんだから。
あの時、、って、
ネットという便利なものがなくなった時、
人との関係も有限なものにある。
自分にとって、プラスで
これからも関わっていきたい、
そう思う関係は、誰に何と言われようとも、
繋がっていたいと思った。

誰かの人生じゃなくて、
自分の人生だからこそ、
これから先の人生においても、
繋がっていたいと思う感情は大切にしたい。

2ヶ月の研修を終えて帰ってきた後、
会った人には、目がキラキラしてる。
そう言われたのが印象深い。

改めて、自分が置かれる環境や、
関わる人によって、
人は変わる。

そう思った。


まだまだ、世界を語るには
知識も経験もない下積み段階。
だけど、私が今度は、
誰かに少しでも影響を与えられるように、
楽しんできたい。
楽しいことも、苦しいことも。

世界を自分の目で見て、
身体で感じて、
その全てを経験として発信する、
20代最後の1年にしたいと思う。


「世界に通用する人になる」
それが、私の新たな目標だ。

2023年、関わってくれた
全ての人に感謝して、
2024年も、全力で駆け抜けたい。

残り、45日。
日本の空気をたくさん吸っておこう。
待ってろ、アフリカ!!!!!!🐘


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