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誰と生きるか。

「誰と生きればいいかわかった?」
3ヶ月前から連絡を取り合ってる、年下くんに、私が最近読んだ本を紹介したら、質問されたこと。


簡単なようで難しくて、難しいようで簡単な質問。
人生のパートナーかあ〜。

20代前半までは、好きな人と結婚するって、思ってた。たぶん、好きマジックに毎度かかっていた。
初めて付き合ったときは、ちゃんと人を好きになるって初めてだったから、全てが好きで、解決していた気がする。
何が何だか、知らないから、それが当たり前なんだろうなって思っていた。
でも、実際色々な人がいて、同じ好きって感情も、その人によって違うってことを人を好きになればなる程知った。恋は盲目って言うけど、本当にそんな感じ。例えば旅行をしていて、何か違うなって思ったことも、まあ好きな人だからって思って我慢したり、自分が間違えてるんじゃないかなって思って、なんでも許したり、でも、それでも幸せだと思っていた。というか、付き合うってそう言うことなんだと思っていた。いや、思おうとしていただけ。勘違いしていただけなのだ。

恋愛は色々な形があって、人それぞれ考えが違うから、あくまで私の一個人の意見だけど、振り返ってみると、好きって気持ちだけでは、ずっと幸せではいられないと感じた。

いままでの彼氏の中で1番好きだった人。彼とは、結婚したいと思ってた時期もあった。一緒にいて楽しかったし、付き合いが長ければ長いほど、お互いのことを知っていく。気の許せる相手だったのは、間違いない。ご飯に行きたいとき、飲みに行きたいときは、遠慮なく誘える。思い悩んだときは、電話したり、どうでもよい話をして笑ったり、人の目を気にすることなく、堂々と歩いても何も言われなかったし。それが彼氏の特権。

付き合ってると結婚は違うと、人生の先輩たちに聞くことが多いけど、彼と結婚したいと思ってはいるのに、結婚した後の想像が全くできなかった。私たちは、世界一周したいっていう同じ夢を持っていたり。けど、どこか違和感を感じる部分もあった。

彼は、凄く自由で友達も多かったから、飲みもよく行っていたし、朝帰りして昼間寝て、バイト行ってみたいな日も多かった。いつか、起業したいとも言っていた。
飲みに行くことは、私も飲みが好きだから、全然許せる。飲み行くこと自体は全然いいけど、叶えたい夢があるにもかかわらず、それに対しての気持ちの曖昧な部分が、私は彼女として、彼を応援したい気持ちから、違和感を感じまくったけど、好きな人だからって思って、それをなかなか正直に指摘できなかった。

彼を知れば知るほど、嫌な部分が見えてくる気がして本当に嫌だった。彼が1番近い存在なのに、遠い存在になりそうだなって凄く思った。
そんなとき、好きだから付き合い続けるってことは、決して正解じゃないのかもなってすごい思った。私が違和感を感じているように、彼も私に違和感を感じる部分がきっとあったはずだ。

結婚したいのに、その先の想像ができなかったのはきっと、そこ。

彼の起業とかやりたいこととか、凄く応援したい。だからこそ、別れるって言う選択肢はお互いのために良かったのかもしれない。
結果、彼は今結婚して、すごく幸せそうだ。あのタイミングで、別れてなければ、彼は結婚してないだろうし、私はアフリカなんていけなかっただろうし、それぞれが今幸せなんだから、すごくよい選択だったんだなってすごい思った。

時間が限られてくる日々を過ごしている中で、一分一秒の貴重さを日々実感する。
だからこそ、あの時の決断は正解だった気がする。

私が読んだ本にも、
「引き寄せの法則」と「別れの法則」は同時にやってくると書いてあったが、別れがあるからこそ出会いがある。道を進む中で、新しい出会いがあれば、きっと別れもある。けど、新しく出会うためには、きっと別れもなくてはならないんだと思う。

そんなこんなで、好きだから結婚するは、決して幸せなことではないと思ったりもする。

私のタイプってのを挙げるときりがないくらい。
いままでは、好きって気持ちで恋愛をしてきたし、好きって気持ちが幸せだと思ってきたけど、

最近は、感じ方が変わった。

自分が自分でいられる。
これから長い人生を一緒に歩んでいくパートナー。自分を押し殺す部分が多ければ多いほど、窮屈な人生になってしまうのかもしれない。

確かに、好きな人と一緒に人生を歩めたら、幸せなのかもしれない。好きってだけで何でも許せるかも知れない。けど、そんな気持ちは、長続きするのか。いままで付き合った年数の何十倍も一緒に過ごすわけだから、、、。

たった一度の人生。やりたいことを我慢して、自分を押し殺して偽りの自分で、これが幸せだと思い込んで生きて行けるだろうか、私には。そんな広い心は、私にはきっとない。

たった一度の人生、これから長い長い人生の旅は、お互いを思い合って、お互いを尊敬できて、お互いが自分を大切にできる。一緒に笑うことって簡単だけど、一緒に涙を流すことってなかなか難しい。
一緒に涙も流せるそんな相手と、歩いて行きたい。

年下の彼からの質問。
長くなったが、答えるとすれば、
「お互いを受け入れ合える、お互い様の存在」
「心から、応援したいと思える存在」
が、今私が思う、一緒に生きていきたい人の答えだ。

好きよりも大切なこと、

おちつけること。色々な意味で。

2人で人生を振り返った時、
めっちゃ高い壁も、あんなこともあったねって、笑い合えること。

私も頑張ったけど、あなたもよく頑張ったわね〜と
死ぬ間際に2人で言い合えたら、幸せだな。


好きって気持ちよりも、何倍も価値があると私は思う。

相手がやりたいことや、相手の夢は、必死で応援する。だからこそ、たまに、うるさいなって思うくらい、相手の夢に口を挟んでしまうことがあるのは、私の愛情表現の一つだ。本当は黙って応援できたらいいのに、つい。だからこそ、私にも言ってほしい。

2人で、インパクトある人生を。

高い高い壁も、なんとか這い上がって乗り越えていける、荒波多き人生の旅も、笑いながら楽しめるパートナーに出会えたら幸せだ。

100歳くらいになって、2人、人生を振り返った時、あんなこともあったねって笑える人生を過ごせたとしたら、大満足だ。

たとえ結婚したとしても、子供ができたとしても、子供も含めて、それぞれがやりたいことに挑戦できるファミリーになれたら楽しいだろうな〜😚子供が、野球と留学に挑戦したいと行った暁には、死ぬほど喜びそう、私🧐

という、本を紹介して、返ってきた返事に対して思ったことをつらつらと。超長文になっちゃった。

「君は誰と生きるか」最近好きな本。


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