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ひな祭りの日、高級寿司食べ放題の店に

 職場は、相変わらず、ヤバい雰囲気が漂っており、ある人は照会に追われ、ある人はクレームを付けており、出立予定時刻に時刻どおり出られるかどうかは不明な状況でした。

 3月3日(金)は、言わずと知れたひな祭りの日ですが、職場の若いメンバーと近県に転勤して行ったまだ若手のメンバーとを入れて、都内某所の高級寿司食べ放題の店に集まりました。女性4名・男性3名の合わせて7名の参加です。
 ※日程調整の結果、ひな祭りの日にちなんだ店の名と、たまたま一緒になりました。

 ほぼ同じメンバーで、昨年の晩秋、というか冬の始まりの頃、同じ場所で行いましたので、2度目の機会です。

 みなさん、バタバタの中、予定時刻どおり、ご参集いただき、始めることができました。

 このところの感染症禍も、収束に向かいつつある認識で、金曜日の晩ということもあって、その都内某所はかなりな人出です。

 私は、ホスト役ですが、特段、何か指示することもなく、みなさんが楽しくやれればいいだけで、食事会は「ガリ」を添えての、「お茶(上がり)」の乾杯で始まりました。
 ※少年隊の「スシ食いねぇ~♪」なんて歌は、今の若い人は知らないでしょうね。「あ、がり、がり、がり、がり、がり、がり…。スシ食いねぇ~♪」というフレーズのアイドルが歌うコミックソングです。いや、レトロばやりの昨今、昭和歌謡ということで、逆にネットとかで仕入れていたりして…(^^)。

 先日、職場の若手のホープが、退職することとなり、この前日は、若手メンバー間でしこたま飲んだらしいのですが、その翌日だけに、いい加減にしろよ、ということで、お酒はなしよ、ということにしました。

 日本全体として、若い社員の離職(退職のことをマイルドに言うとこうなるらしい。)が話題になっている中、やはり、今後の人生の行く末を感じるメンバーがいて、迷っているようでした。

 離職・転職することも、現実問題、人生の選択肢の一つとしてあるとは思いますね。

 一般的に、離職のうえ、転職すると、①グレード・アップする転職と、②グレード・ダウンする転職とがありますが、多くのケースで、表面上(転職前)は、①に見えても、実際に転職して見ると、実は②だったというケースが多いなんて話はよく聞きますね。

 「隣の芝生は青く見える」とは、よく言うもので、自分のところより他人のモノの方が良く見えるというのは、古来からの言い伝えどおりなもんです。

 私は、何だかんだ言って、30数年の間、同じ職場で生き残ってきた人間ですので、転職して行った人の成功譚やら、後悔談やらをいくつも聞いてきました。

 成功した人は、チャレンジして良かったねと言いたいですが、残念ながら、そういう人は少数派のようです。

 私が思うのは、今の職場で不安やら不満やらを持つのは、人間のサガ的な面もあるので、ある程度止むを得ないと感じるのです。

 そういうときに、いきなりの転職ではなく、別の世界を少しだけのぞいてみる、というちょっとの視野の拡大が大事じゃないかなと思います。

 私は、そのような視野の拡大の一手法として、資格試験受験のために、予備校に通うなどした経験から、他社の動向を知り、世の中、そうそう甘くないなと知ったことが、自分の視座の一つとなりました。

 私も、「こんな職場辞めたろかい!!」と思ったことは一度や二度ならずありましたからね(というか、ない人はいないのでは!)。

 そういう時期は、思い詰めていますから、こんな食事会などして、気分をゆったりとすることです(こういうことって大切です。)。

 そんな一つのチャンスにしていただけたら、ホスト役としても幸いなことですね(^^)/。

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