見出し画像

カード決済の波がどんどん進展している!

 先般、政府の方針で、健康保険被保険者証が、マイナンバーカードに統合される方針が決まりましたが、それからほどなくして、行きつけの歯医者にマイナンバー保険証の受付機の設置がありました。

 「マイナンバー保険証で受付すると、医療費(初診料)が安くなるって聞いたんですが、本当ですか?」と受付の人に聞くと、「1点だけですよ。」という返事でした。

 1点とは、健康保険適用前の医療費の総額において、10円安くなるということです。

 健康保険の負担割合が3割の人ならば、3円に過ぎませんが、医療費の精算は、10円未満の金額について端数処理(四捨五入)を行うことと決められていることから、他の金額とあわせて、たまたま総額が、本来は「~5円」だったものが、初診料が安くなることにより、「~2円」になり、結果として、実際の窓口の支払額が10円安くなることもある訳です。

 ですので、マイナンバー保険証を活用した方がいいですよって、政府からニンジンをぶら下げられているのですね(少額ですが…)。

 マイナンバー保険証の受付機は、マイナンバーカードを置いて、暗証番号か、顔認証を行いますから、暗証番号を忘れても、特段、問題は起きません。

 その歯医者では、数か月前から、患者の手数料負担なしに、クレジットカード決済ができるようになっており、「現金、ニコニコ払が当たり前の医者でも、クレジットカード決済ができるようになったのか!!」と、結構びっくりしたものです。
 ※以前も、クレジットカード決済そのものは可能でしたが、手数料の数%分、別途、患者側が負担していました。長足の進歩です。

 ここだけでなく、他の医療機関でも、クレジットカード決済が始まっています(^^)。

 私も、普通の(後払いの)クレジットカードによる決済でしたら、そんなに使用したいと思わなかったと思います。

 なぜかと言えば、おわかりでしょう、いくら使ったかの管理が難しいからです。

 場合によっては、使い過ぎの心配が大いにあり、銀行口座の残高管理が結構、困難になりますからね。

 ところが、この1~2年で、それを解決するカードが出現し、活用が急拡大しています。

 VISA・Masterなどの国際ブランドによるもので、銀行のキャッシュカードと兼用の「ブランド・デビットカード」です。

 これらは、デビットカードですから、使用すると、即時に銀行口座から引き落とされます(タッチ決済可能な端末もあります。)。
 ※逆に、残高不足ならば、使用ができません。これがいいんですね。

 そのため、いくら使ったかの管理がしやすく、即時決済により、残高管理も容易ですから、使い過ぎの心配も少ないです(ほぼ現金がカードに変わった感覚です。)。

 しかも、カードによっては、使用により、使用額の0.5%などのポイントも付くのです(預金金利水準からすると、破格です。)。

 もう、こうなると、クレジットカードを使えるところでは、普通の買い物では、デビットカードを使わない手はないでしょう、ということになります。
 ※盗難保険などの損害保険を使いたい場合のみ、私は、(後払いの)クレジットカードを使っています。

 今日、たまたま、入ったラーメン屋が、それまで現金支払いのみだったところが、クレジットカード払も可能になっていました。
 ※クレジットカード決済による店側のカード会社に支払う手数料は、数%にも上ることから、ラーメン屋などの小口決済店舗は、現金支払いのみがほとんどだったのです。

 外国人観光客もこれから増え、外国人にとっては当たり前のクレジットカード払が、日本人にも、より一層当たり前になっていくんでしょうね(^^)/。少し楽しみです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?