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日記:ぼくはこんなことを考えている 11・12月編


自分が個人的に書いている日記を、加筆修正して定期的に更新しています。
筆不精すぎて半年前の日記を更新することになっているのは、ご愛嬌ということで…

往往にして、季節感は薄め!





11月4日 カッコいいアカウントになろう


ここ半年かけて準備していた仕事がついにスーパー佳境となり、ここ2〜3日はアニメを観る暇がないほどに忙しい。

こういう時はよくツイートに少しだけ仕事要素を混ぜ合わせることで、遠回しに「忙しい」アピールをしてしまうのだが…

そういうツイートをする度、「ほとほと俺は意地が悪いなぁ!!」と思う。

意地の悪いツイート、その実例


Twitterに限らず、インターネットは大抵「見せたい自分」だけを見せることができるメディアだ。

ならばもっとカッコよくTwitter運営をしたいと思わなくもないのだが、今の自分ではそれが難しい。どうしても甘えが出て、カッコ悪いツイートをしてしまう。


今からでも目指そう!!アニメ感想とnote告知だけツイートする、洗練されたアカウント運営!!!



8日 『ひだまりスケッチ』視聴会、またはアニメオタクのコミュニケーション


忙しい期間も抜け、以前からdiscord上にある萌えサーバーで告知していた『ひだまりスケッチ』視聴会の日となった!


いや〜ーやっっぱり面白い!!!きららアニメ第1作にして、歴代でも有数の傑作に作り上げた新房シャフトは凄いな。

自分たちの世代だとリアタイは流石に難しいので、何かしらのきっかけが無いと視聴しないタイトルだろう。

そしてその「きっかけ」というのは中々得られないものだ。膨大にあるアニメ作品のアーカイブから特定の作品を選ぶ行為の、途方もなさといったら!!


そんな途方もない道筋を照らす一助となれないだろうか?というのが、自分が定期的に行なっているアニメ視聴会の企画意図だ。

気分は『サーチライト』の大槻ケンヂである。


『ひだまり』本編の凄さについては昔noteにも書いたことがあるから、ここではあんまり書かないでも良いかもしれない。

なので敢えて反省というか、弱みをひとつ失礼しようかな。あんまりこういうことはツイートしにくい為、日記に書いておく。


決して規模が全てではないと理解してはいるが、今回の視聴会はもう少しオタクに参加して欲しかったな〜というのは正直ある。

俺と萌研主催(彼はダチなので割と来てくれる)を差し引くと、参加者は1人である!これには少し驚いた。


きららアニメ第1作&大傑作の誉高い『ひだまりスケッチ』でも、参加者が少ないのか……!?という驚きはあるんだよな。
しかし今の形式では参加しづらい理由も、なんとなく分かる。

今の視聴会は参加者各々のサブスクでタイミングを合わせて、「せーの!」と特定の話を再生する……という非常にアナログな方式。

この方式は妙な連帯感が生まれるところに面白みがあるのだが、同時に「途中から参加しづらい」という大きな大きなデメリットがあるのだ。


以前から自分は「アニメ視聴って人間関係が広がらないよな」と思っていた。

ゲームなどと比べたら1人で楽しむ娯楽としての側面が強いし、アニメとは画面と自分の一騎打ち!人と関わる暇なんてないのである。

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自分は決してネットの人間と出会いたい!!みたいな、ヤワな思想を持っているわけではない。むしろそういう思想には辟易している側の人間だ。

しかしアニメの楽しみ方には、間違いなく「感想を共有する」という要素が含まれるだろう。それには流石に、過激派オタクも異論はないはずだ。


自分はこうした「感想の相互共有」をしてこなかった。アニメを観初めて3年間はネットもやらずに、メモ帳へ感想を書き溜めていたし…

我ながら頑張っていたと思う


今はその出力先がTwitterに変わった。
相互コミュニケーションが可能なサービス上に、感想を吐き出すようにはなったのだ。

だがそれでも、その行為が限りなく一方的な感想の押し付けであることに変わりはないだろう。

正直に言うならば、誰かと感想をリアルタイムで交換する行為による「化学反応」への憧れを強く持っているのだ。


ただ、やっぱりそう簡単に人は集まらない。
休日の夜を指定しているとはいえ、知らないオタクとアニメを観るなんてリスキーな時間の使い方であることに変わりはない。

さらに21時開始という時間の都合上、最初から参加できる人ばかりではないだろう。

仕事や学業がある日は22時以降からしかフリーな時間がないという方もいるだろうから。

もっと途中参加しやすい形式で、且つ「"この視聴会"に参加する価値」が生まれるような体裁に整えていきたい。


そう考えるとやっぱりBlu-ray・DVD再生環境を買うしか、ない!!!!!!!!という結論に至るんだよなぁ。

参加者にサブスク加入などを強いるから参加しづらいのだ。こちらが手弁当で全てを用意しておけば、みんなは参加しやすいはず。

求めるのは「化学反応」、そしてみんながアニメと出会える「憩いの場」だ。

………………


高くても買うしか、ない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




11日 人生初!即売会にサークル参加の巻


今日は文学フリマがあった!文字を売る同人誌即売会って、まぁよく続いているよなぁ……とか失礼なこと考えちゃう。

自分はありがたいご縁で、1ヶ月魂込めて書き上げた論考を『もえけん!!』という同人誌に掲載させていただいている。

これまでキチンと論じられてこなかったアニメに対して、荒削りながらもひとつの読解をこの世に残せた。コレは個人的にも達成感がある!


そして今回は、寄稿させていただいた「萌研」で店番のお手伝いもできることとなった!

『げんしけん』を読んでからずっと「即売会へのサークル参加」に憧れていたので、こうして間借りさせていただく形でも実現できたのが嬉しいぜ……


萌研主催とは以前会ったことがあるのだが、編集を担当したオタクとは"リアルで初見"………これを言えるのも、人生のクリアチェッカーがまた一つ前進したような快感があるなぁ〜〜



ひたすらスマホ内のメモリー上に文章を溜め込んだ高校時代から、勇気を出してnoteを始めてよかった……!今日は素直に一抹の感動を覚えた日でもあった。

インターネットが無かったらこういう出会いや、自分の人生において大事な存在となった「でじこ」論を書くきっかけもなかっただろう。


「インターネットやめろ!」なんてのはインターネットすごろくの"あがり"まで辿り着いた人間が標榜している言葉だ。

「その発言は悪だ!」とまでは言わないが、決してソレを鵜呑みにする必要もない。

とりあえず自分としては、しばらく「インターネットありがとう!」を心の合言葉にやっていきたいね。照れくさいが、それが魂の言葉という感じがする。




23日 偏りと黄金


人間というのは生きていれば、何かしらの「偏り」を持っているものだ。全てが最近なんて人はいないだろう。


自分もやはり「偏り」を持ちながら成長してきた節がある。どうせ時間はあるし、ここでひとつ「偏り」をリスト化してみようかな。


・観光旅行(風景や建造物)
・絵を描くこと(向いてなさすぎて辛い)
・自転車(に類する"車"すべて)
・ボーカロイド(声が苦手)
・青春パンク(INUとじゃがたら聴いて出直せお前らは)
・アイドル
・メイド喫茶
・アニクラ及びオタ芸
・SF(むつかしい)
・新海誠の初期監督作品(押し付けがましい)
・アニメや音楽のイベント
・ゲームおよびゲーム実況
・声優タレント(リアルライブ)
・印象派の画
・宮沢賢治
・蕎麦うどん(旨い不味いじゃなくて、「無」)
・おから(水分持ってかれる)


上に列挙したものは自分にとって「良さがわからないもの」達だ。
「好きになりたい」と思って一度トライしてみたものもあるが、往々にしてダメだった!!

結果的に知識や経験に恐ろしく偏りがある人間となってしまったが、多分みんなもこんな感じだろうな。

いざリスト化してみると自分の趣味嗜好が分かるってものだ、これはやってみると楽しいかもしれない!




25日 そうだ 京都、いこう(日帰り)


京都へ行きます。日帰りで。

言っておくが自分は旅行という行為に向いていない。旅行で何か感動したことが一度もない。

かかる金に対して得られるリターンが「ほげ〜、"たてもの"と"けしき"があるなぁ!」しかないのだから、そりゃ旅行しなくなるよな。


そんな自分が京都へ行く。自費で!

なぜなら大好きな超一流アニメーション・プロデューサーの梅原翔太さんが、京大で講演会を行うからだ。

ご本人は謙遜なさっているが、
当日は超満員で会場がパンパンだった!


『ワンダーエッグ・プライオリティ』『その着せ替え人形は恋をする』『ぼっち・ざ・ろっく!』など数々のヒット作を世に送り出した彼の話は、いくら払ってでも聞きたい!!

アニメに関するトークショーやりたいぜ!と考えて、梅原翔太さんを呼ぶ京都大学の磨き上げたセンスには敬服(by Gocci)しつつ、往復移動代の高さには目を回さざるを得ない。


「移動費」ってカッコつけてるけどさ、地面を横にスライドするだけでしょ?
平気で1万円とか請求しようとしてくるの、だれか文句言わないのか!?

連休などの事情も相まってか、夜行バスもそんなに安くない。

それなら快適な移動を選ぶぜ!!と新幹線をチョイスする………こういう根性のなさ、いかにも坊ちゃん根性溢れるガキっぽい金遣いの姿勢が、自分の悪いところである。



好きな子たちが駅にいてくれて、ものすごく救われた!


旅行慣れしていない、なんてもんじゃない。
出不精家族なので旅行なんて行かないし、自分も当然どこかへ行こうなんて思うことがないのだ。

殆ど初の旅行がひとり旅という高難易度っぷりには流石に震えてしまう。

日本語ラップファン的には「ひとり旅」といえばHIDDADYな訳だが、彼は絶対アレが旅行デビューって訳ではないしな……

↑移動中に聴いていたアルバム。ナイス・シティ・ポップ


だが向こうにはネット唯一のダチ(関西住みなので来てくれた)がいるので、駅に着いてさえしまえばOKである。

場所が京都というのもありがたい。修学旅行で行ったことがあるので、土地勘がゼロというわけではないのだ。

しかしこれ以上日記を書いていると更に緊張が募ってしまいそうなので、ここで一旦フリック入力を止めておこうかな………


(時間経過 これより下はその日の夜)



梅原翔太講演会、最高…………!!頭からケツまで素晴らしかった。

『ぼざろ』の社外秘資料を惜しみなく見せながら仕事の話をしつつ、時には普遍的な心の持ちようを語りかける。

「とにかくやる!!」「誰よりもやっていれば、自然と人はついてくる」
いささかストレートすぎる言葉なのかもしれないけど、これがひとつの真実なのも確かだと思う。

こういう教えは時代に合っていない発想なのかもしれない。
しかし、だからといって、この世から消し去られなければいけない訳でもないのだ。自分は少なくともこの梅原さんの言葉にはグッときた。


帰りの新幹線で『着せ恋』を観た。TLだと同クールに同じ制作会社が制作していた『明日ちゃんのセーラー服』の方が人気なので語られづらいようだが、個人的にとても大切なアニメ。

喜多川海夢ちゃん、好きだ~~~アニメに選ばれた、本当に美しい女の子。

コロコロ変わる表情が愛おしい、大きな身振り手振りが可愛い、恋を自覚して赤面しちゃうのも愛らしい、好きなことに真っ直ぐな性格がたまらない。

ちなみに、今日会ったネットのダチ(※)が常日頃から「オタクに優しいギャル」は嫌いと言っている。マジすかー……

※ネットのダチというと、俺にとっては基本彼一人である。日記にあまりにも出てくるので、一周回って申し訳ねぇなぁと思っている。プライバシー侵害とかで訴状が来たらどうしようかな…


しかし俺は、美少女に甘やかされたいのである。自分の弱みをツンツンいじられつつも、甘く包み込まれたいのである。

アニメを観ていると、時々背中が薄らさみしくなるときがあるのだ。

母性だ。今俺に必要なのは、こちらをニヤニヤしながらいじってくる小悪魔的な、それでいて母性あふれる先輩美少女(高3)なのだ。

俺が目指すのは、「後輩く~ん♡」。
もう一度言う、俺が目指すのは「後輩く~ん♡」。

オタクごっこはこれでおしまい!


のECDが爆誕したところで、寝ることにする。



「憧れの銀髪舌ピアス先輩にシコネタ全部バレてバカにされちゃう強制性癖告白マゾオナニーサポート」でも聴くか………………

この作品を初めて聴いたときから、「ときめき」と「興奮」という相反する感情が、一切互いを損なうことなく俺の中に共存している。

名前も知らぬ「銀髪舌ピアス先輩」………………!!!!!!!!!!!




12月5日 インターネットには偉大な先人が多すぎる


インターネットには偉大な先人が多すぎる。
アニメ感想を書くというちょっとした行為であっても、信じられないくらい卓越している人がわんさかいるのだ。

思えば観てもいないアニメをしったかぶりして非難していた過去の俺(本当に最悪の人間)が一番、自信家だったかもしれない。

今はそんな品性のないことしない!というのは大前提としても、まず自信がそんなに無いって。


インターネットが大好きで恩もたくさんある自分だが、こと「天狗になれない」という点に関してはネットの残酷さが出ているなぁ~と思う。

もちろんアニメは楽しむために観るモノであって、知識量を対決するための道具ではない。

自分も心から楽しめそうな作品から見ているし、「教養」とかいう最悪の言葉に押し込められた哀れな作品にも自分のペースで無理なく触れている。

しかしあまりにも周りのオタクが詳しすぎて「これを観たい!!これを観なきゃ語れないな……!!」という知識の壁が無限に現れるこの残酷な輪廻は中々凄いなぁ……と思う。


無理してアニメを観ることはないのだが、いかんせん「果て」が無さすぎる!!
少しくらい自信を持ってみたいものだなぁ……




7日 Fanboxに入る


えちち画像・大保存祭り!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヨシャ



11日 教授の粋な言葉づかい


映像科の教授がいわゆる”泣けるドラマ”のことを「催涙効果のあるドラマ」と言ってたのが、ここ最近で一番面白かった。あとはたまに家で一緒にする通話。あとは忙しい日々。


(大好きなアニメ監督のツイートを丸々パロディしていた。なんなんだ半年前の俺は……)



21日 Twitterアイコン、これで良いのかしら


ネットのダチと話していて、ふと「俺のアイコン変えたらどうなるんだろ」と思った。

彼が頻繁にアイコンや名前を変えるタイプというのもあって、俺も少し興味があったり無かったり。

今はもう『電波女と青春男』エリオのアイコンに慣れてしまい、大変おこがましいとは思うが最早「一心同体」な感じである。

あと最近だんだんとHNで呼ばれる事にも慣れてきて、名実ともにネットらしくなってきた。


自分は「藤吉なかの」を名乗る前はマジで殆ど喋っておらず、ごく一部にしか自分という存在を認識されていなかった。

そこから何をきっかけにかは忘れたのだが、以前の名前(カタカナでイタいかも)がむずがゆくなって今のHNにしたのだ。


で、恐らくその前からアイコンはエリオのままだった。

ちなみにアイコンにしようと思っていたのはエリオor『絶望先生』の加賀愛ちゃん。


シャフトオタクの皆さんに手ほどき受ける前から既にシャフトキッズの風格あったんだな、今思うと。


な~んて話をしていたら、「エリオで良かった」と言われた。

まぁ確かに加賀愛ちゃんは途轍もなく可愛いものの、なんかシニカルな雰囲気が出てしまいそうだよな。作品柄も相まって。

自分は普段から(少なくともフォロー/フォロワーの中では)比較的素直にツイートをしている気がするので、確かにもし加賀愛ちゃんのアイコンだったら「なんだコイツ皮肉か?」と思われちゃいそうである。それは困るなぁ……




31日 よい1年だったなぁ


除夜の鐘が静かに鳴り響く年の瀬、自分の部屋でひとり日記を書いている。

流石に年末となると、日記書かなきゃなぁって思うものね。思えば自分が初めて日記を記事にしたのは、昨年12月だ。

となると、日記記事も1周年か。というかnote始めたのが2022年11月末なので、note1周年でもあるな。

(僕の初投稿記事。拙いなぁ………)

本当に激動の1年だったと思う。
「激動」と称するにはあまりにも地味すぎるのかもしれないが、しかし自分にとっては本当に大きな1年間だった。


noteを始めなければこんなにアニメについて考えたいと思うこともなかっただろうし、萌研に参加することもなかった。(※)

※自分が初めて萌研と接点を持ったのは、主催が自分のMOSAIC.WAV記事に反応してくれたのがきっかけであるため。


というか文フリという即売会の存在を知る事も無かっただろう。
とすると『もにも~ど』を買うこともなく、シャフトアニメをこんなに見ることもなかった。


そうだ、日記記事1周年ということはこのままのタイトルでやり続けると不味いって事じゃないか?

去年の日記と今年の日記、どちらがどっちか判別できなくなってしまうよ!まぁ誰も読み返したりはしないわけだが。


来年は同人誌への寄稿も、精力的に頑張っていきたい。自分にとって「魂」だと言えるような原稿をあげたいね。

私生活でも何かと忙しくなるかもしれない。……ならないかもしれない!
もっとネットの友達が増えるかもしれない。……増えないかもしれない!
アニメを視聴する時間が増えるかもしれない……増えないかもしれない!

おそらく…………どうなんだろう。


なんて、1年の最後まで大槻ケンヂだ。
とりあえず毎年大晦日は『けいおん!』「冬の日」を観ることにしているので、ここら辺で切り上げましょうかね…………

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