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みんなすごいよ!わたしを置いて大人にならないでよ〜?

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      三者三様のオタクが日々適当なお話を垂れ流しているマガジン。メンバー一堂:深夜区トウカ,藤吉なかの,牧ナタ

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    『それ町』8話に見る「生まれる前へのノスタルジー」

    インターネットで嫌われがちな「懐古」や「ノスタルジー」に取り憑かれて幾年(いくとせ)……こんばんは、藤吉なかのです。 アニメ『それ町』8話を軸に、ノスタルジーってすごく良いよねという結論に着地する文章を書きます。以下より本文 「懐古厨」と「インターネット老人会」 「懐古厨」という言葉がインターネットに浸透しきってもう何年になるのでしょうか?常に不特定多数からの銃口が向いている世紀末なインターネットで懐古的な言動をすることは、あまりにリスキー。 実際、現行コンテンツを楽し

      • 日記:ぼくはこんなことを考えている 2月編

        2月に個人的に書いていた日記を、加筆・修正などをして羅列していきます。今月はいつもより少し、外に出ているようです。 2日 細野さんのラジオ 細野晴臣さんのラジオでかかった曲があまりに好みだったもんだから、オールディーズ系?のポップスにも俄然興味が湧いてきた。 70年代の邦カントリーや、細野晴臣・久保田麻琴に代表される和製エキゾチカが大好きな自分にとってはこういう曲調、ほんとにたまらん! アーサー・キットはオーソン・ウェルズとかと仕事をしている歌手だったりして、地味にビ

        • エッセイ:便所で「ときめきポポロン♪」に泣かされた

          僕はお腹を壊しやすい。 寒がりというわけでもない割にお腹だけが冷えやすい&冬でもアイスをバクバク食べるせいで、腹痛とステゴロタイマン勝負の毎日。 バイトの前、いつも通り僕は少しお腹を下してしまってコンビニでお手洗いを借りた。 いてて。いててて。こりゃ"事"を済ませてもまだ少しお腹に張りが残るタイプの腹痛だぁ… そんな事を考えながら時計を見ると、まだ出勤時間までには30分近くある。いつも不意の遅刻や準備不足が怖くて早めに出ているのが功を奏した。 お腹が痛い時は、とにかく

          • オモコロとは、シュールレアリズムだ!!!(え、本当にそうなのかな?(どうなの?)(断定するとネット記事っぽいからそうしちゃった))

            はじめに オモコロとは。 くだらね〜けど最高に面白い記事や動画・ラジオなどを、我々インターネットに漂う吸魂鬼(ディメンター)に提供してくれる素敵なwebメディアのこと。 私は匿名ラジオを最初に知り、そこから記事や動画になだれ込んだクチなのでラジオへの思い入れが強めです。 けど今はオモコロというメディアのことを、分け隔てなく愛している。毎日の生きる糧。 この記事に辿り着いている方の多くはオモコロについて多少なりとも知っている方が多いでしょうから、説明はこれだけにとどめてお

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            エッセイ:ラジオが持つ唯一無二の「孤独」という魅力

            23時半になると、「あぁ、もう今日はこれから何もできずに1日が終わってしまうんだ」という感覚になる。 感覚だけでなく、実際にそうなのだ。「今日」というのは厳密に0時がきた時に終わるのではなく寝たらおしまい。そう考えると、まだ最低3時間はある訳で。 それを踏まえるとアニメや映画を見ることはできるはず。でも2時近くなってきた時に見るアニメって、どれだけ真剣にみていても「情報の多くを取りこぼしている感」を覚える。 要は集中力が散漫になっているんですね、本来は寝ているべき時間だか

            健全青少年を二次元萌えに堕とす怪作『ファイアーエムブレムif』

            藤吉なかのと申します。 私は労働の都合上よく小中学生と話すのですが、今のごく若い層の「ゲームプレイ率」には驚かされる。 スプラトゥーンやポケモン、スマブラやFPS系なんかは特にウケまくっていて………と改めて文字に起こすと、自分の世代とコンテンツ自体はあまり変わらない気がしますが。 とことんアニメを観て、音楽を聴き…たまに映画を観たり本を読んだりする私にとって、ゲームはほとんど通らなかった道。 『ハイスコアガール』で得た偏った知識しか持ち合わせていない程度には素人と考えて

            日記:ぼくはこんなことを考えている 1月編

            藤吉なかのと申します。1月の日記を大幅に加筆したりしてまとめており、今回も話題は散乱しています。日記だから当たり前と言われれば、そりゃそうなんですが。 4日 ヒソカぶったオタク、会話大失敗で丸焦げ大火傷の巻 バイト先の空き時間にふとしたきっかけから、話し相手のあまり話した事ない人と話した。 どうやら彼はちょこっと遠出するのが好きみたいで、最近は藤沢に行ったらしい。 ……藤沢?「藤沢」、と言われて何も脳内に画像やワードが浮かばない。 彼はその時の写真も見せてくれたものの

            アニメの「第1話」に必要なものとは?〜高畑勲監督の言葉を例に考える〜

            2023冬アニメも早くも始まって1ヶ月が経ち、おおよその評価やファン層が確立しだしています。でもちょっと一旦時計の針を戻しまして、「アニメの1話」というものについての記事を書きます。ドラマなどに関しては知識がないため、安易に語るのは避けます。悪しからず。 大事な大事なアニメの「第1話」 新しいクールが始まった時、当然ですが我々オタクは第1話からアニメを視聴します。 見たことのないキャラクター、知らない世界観との新たな出会いとなる訳ですが、個人的に少し合わないかも?と思っ

            エッセイ:宇宙人に知られたくないhentai用語は「乳内射精」一択

            課題とテストに追われ、いま限界を迎えつつある哀しい存在、「藤吉なかの」と申します。 今回はおにまい3話のおっぱいが萌え萌えだったことに影響を受け、えっちなはなしをします。 世の中が円安やら円高やら、難民や紛争やらで苦しんでいる時にこんな駄文書いて恥ずかしくないのか!とご先祖様に怒られそう。 でも私の母方のご先祖様はうどん屋さん。 その時点でもう、私という存在をご先祖さまに理解されることは諦めてます(私はうどんと蕎麦を世界で1番つまらん食べものだと思っているから)。 私

            日記:ぼくはこんなことを考えている 12月編

            オタクの副業として大学生をやっているとはいえ、学生は学生。この時期はキツイので、すでに書いた文章を上げる楽なフォーマットを。 藤吉なかのが何かしら思いついた時にたま〜につけているちょびっとした日記(先月分)を、添削・校正・加筆してのっけていきます。 3日 山田尚子監督の新作制作発表があった。 とりあえずやはりSARU制作で、山田尚子×吉田玲子×牛尾憲輔の黄金トリオ。 『CLANNAD AFTERSTORY』での演出、『けいおん!』から『たまこラブストーリー』で萌えと青春

            エッセイ:気軽に履修を!(Easy take!)

            オタクは常にかっこいいオタクに憧れるもの。いろんなジャンルのことを知っている知識人に少しでも近づきたいな〜るんるん♪とドタバタ動いた話を書きます。 どうも、『村上朝日堂』に思春期を捧げたオタク。藤吉なかのと申します。 知識人になりて〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!失礼しました、秘めた欲望が抑えきれませんでした。 マンガ『刃牙』シリーズの「男と生まれたからには誰でも一生のうち一度は夢見る『地上最強の男』」というフレーズは有名ですが… 別にステゴロ地上最強にはなりたくない。

            オタクが2022年下半期に"見た"アニメを振り返る

            無計画に昨年を振り返ろうとしたらドン引きする文字数になってしまったせいで初めて記事を二つに分けました、藤吉なかのと申します。 前置きは良い……!とっとと本編に入る!! 7月『私に天使が舞い降りた!』 公式PVの「PV第1弾!」の文字が公民館の主催するつまんねーこども集会イベントみたいなダサいフォントなのは偶然なのか、それともロリを愛するみゃー姉の犯罪性を強調するためなのか… ともかくとして、めちゃくちゃ面白いアニメなのは間違いない。最終話では愛らしいロリっ子たちの歌唱

            オタクが2022年上半期に"見た"アニメを振り返る

            mixiあるあるをしゃべるネットの人たちにどこか憧れを持っている、藤吉なかのと申します。 一年も終わりましたので、2022年に私が"見た"アニメの中で特に大好きだったものをガンガン振り返っていきます。 くれぐれも"放映された"アニメではないので悪しからず!大半が過去アニメです。 前置きなしですぐにアニメ評に移りたいな〜という方は目次から飛んでいただけますと幸いです。 はじめに この文章を書き始めたのは、2022/12/31の昼間です。年の瀬なんだから幸せな気持ちに浸りた

            エッセイ:アニメ界隈の「豊作・不作」について考える

            みなさん、こんばんは。 アニメ雑誌のキャラクター人気投票でいまだに上位に入り続けるさくらちゃんの勇姿に感動すら覚えているオタク、藤吉なかのと申します。 プリパラ・それ町と気合い入れて書いた考察評論記事を連続で公開したので、肩の力抜いてエッセイを書こう…と書き始めたら思いの外ヘビーになってしまいました。以下、エッセイ。 前置き この記事に辿り着いたみなさんは、ベクトルの差こそあれどアニメやオタク文化が大好きな方ばかりでしょう。アニメオタクの界隈でよく聞く・使われる言葉と

            エッセイ:MOSAIC.WAVの"M"からはじめよう

            iOSの更新によってUIが大幅に変更されましたね。 オタクっぽい曲を聴いていることが周りにバレるリスクが増えて戦々恐々としているみなさん、こんばんは。藤吉なかのです。 みなさんは迷惑メールを受信したことはありますか?普通は自動的にフォルダ分けされてしまうのであまり確認する機会がないかもしれませんが、私はよく確認しています。 具体的に言うと、1日に2回更新してしっかり全部に目を通しています。 こういう言い方すると、ラジオのMCがリスナーによく言うやつみたいですね。 (「お便

            プリパラ2期は「プリパラ神話」を破壊する物語なのか〜紫京院ひびきを題材に考える〜

            今日は真剣にプリティーシリーズを語る「漢」の目をしています。 藤吉なかのと申します。 野暮な前置きは省いて、すぐに本題に入ろうと思います。 プリティーリズム・プリパラ・プリチャン、そしてプリマジ… 丁寧に時間をかけて全シリーズを見終え、燃え尽きた僕は見てきたシリーズに想いを馳せ、ふと気づきました。 「プリパラ 2nd season」って、シリーズ屈指の問題作なのではないだろうか…? 序〜中盤こそプリパラにおいての謎ミルキィ枠、森脇監督の肝入りことセレブリティー4の八面六