日記:ぼくはこんなことを考えている 4月編
どうも、藤吉なかのです。オーケン譲りの「のほほん」スタイルで、4月も日記を書いていました。
基本的にはだいたい個人的に付けている日記の内容を少し拡張させている記事。推敲した箇所などは多いですが、覗き見感覚で読んでくださると嬉しいです。
4日 もちもちあんバタバー
『もちもちあんバタバー』、ヤバい。先月の日記でもアイスの話してたと思うが、今月も早々にせざるを得ないほど美味すぎる。
そもそも自分はあんこが大好きだ。きんつばとかおはぎとか、あんこが強めの和菓子と牛乳で昼ごはん終わりでいいくらい。
だからこそ、中途半端な「あんこ」要素をアイスにするなんてのは悪手なんじゃないか?と感じていた。アイスの喉越し良い味わいってのが、あんこ特有の「モサァ…」と噛み合うビジョンが浮かばないもんね。
しかしこのアイスは美味すぎる!!
餡の匂いや風味・なんなら舌触りまで再現しているチョココーティングが、なんなら本物のあんこより美味しいのだ。
セブンイレブンに売ってるフルーツオレは一切フルーツの味がしないけど美味しいが、まさにアレに近い。
元ネタを再現しようと別物を用いて努力を重ねた結果、元ネタを凌駕してしまう。
絵で現実を描こうと努力した結果、動きが全体的に現実よりも気持ち良くなってしまったアニメーションの世界と通じるものがあるな。
その「アニメーション的」な特徴を持つチョココーティングの中には、"ぬぐぅ〜〜ん"としか形容できない独特の歯応えを持つバターバニラアイス。
これもあんこと合わさると、「サイモンとガーファンクル」「ウッチャンに対するナンチャン」「高森朝雄の原作に対するちばてつやの『あしたのジョー』」って感じっすよォ〜
アイス好きなので、おすすめとかあったら教えて欲しい。多分食べないとは思うが。
8日 Twitterのおすすめ機能
おすすめ機能の説明、もう要らない段階に入ってますよね?
こんな場末の記事読んでる人でTwitter知らないヤツ、いるわけがない。
急に出てきた機能なもんで地味〜にずっと波紋を読んでいるというか、「おすすめ」欄のことを嫌いな人はかなり嫌ってるというイメージがありますね。突発的に「おすすめ」disするツイートが伸びたりして。
まぁTwitterの横暴みたいなものは自分みたいな新参からすると想像もできないほど昔からあるだろうし、もしかしたらベテランほど"禅"の表情で見守っているのかも。
個人的には、この機能めちゃくちゃ大好き!
まず自分は悪意のあるツイート・自分の気に触るツイートを見かけただけでテンション下がったり体調悪くなったりしないというのがある。それ無いだけでだいぶこの機能への好感度変わりますからね。
おすすめ機能が苦手な方は、やはりTLをコントロールさせてもらえていないが故なんだろうと思う。それかもっと小難しいこと考えてる濃いオタク。
前者が理由だとすれば多分それは機種の問題とか、苦手なものを見たくもなさすぎて対応すらできないとか、ご本人からするとどうしようもない問題がいろいろ絡んでいると思うのだけれど。
いつもみたいなTwitterの誰得機能だ!!で済ますのはちょいもったいない。
僕は実装された直後に猫及び畜生の動画、料理とジブリ・ジャニーズ"ファン"を片っ端からブロック&嫌い認定して最高のTLを作り上げました。
おかげで完全に社会から道を踏み外しつつあるオタクのツイートか、ネットのお友達がいいねした萌え画像しか回ってこない。イデアじゃん。
何もせずともたくさんの情報に触れられるインターネットにおいて、(非常に偏った双眼鏡を用いる形式という危うさは多分にあるけど)さらに遠くまでを見渡せるようになるこの機能は、上手く使えばめちゃ便利だと確信している。シンプルに空いた時間を潰せるしね
でもそのおかげで強いオタクの人たちを沢山フォローしてしまい、note書くハードルがまた上がってしまったのは極私的なデメリットかもな…
14日 スベる前振り
大学の課題そっちのけで、必死に『おにまい』についてのnoteを書いている。久しぶりにここまで練った記事を、メンタリティ的にも良い調子で書けている事実が快感だ。筆が乗っている感覚が久しぶりにあるし、良くなる予感もある。
アニメについての記事は練りに練りたくなるあまりボツになったものがめっっっちゃくちゃあるのだけれど、この記事は恐らく世に出そうという気がする。大まかな形はもう文に起こせているし、後は論旨を整理して上手く伝わるように形を整えるだけ!
そして個人的に意識している大命題として、読んでくださる方が気楽に読める味わいにするというものがある。
自分は現代思想を基調とした批評・評論畑の人間ではない。「週末批評」で知的な批評をあげている皆さんや、文フリで素晴らしい本を作っている方々とは練度が違うのだ。
でも少なくとも『おにまい』記事に関しては、割とそういった方々に読んでいただいても恥ずかしくないものになるんじゃないか?という予感がしてきている。
だからこそあくまで既存の評論を引用するとしても、アニメを楽しく観る際に「補助線」や「視点」が増えるような、あくまでアニメ作品に軸足を置いた記事に仕上げたい。淀川長治さんとかが理想の温度感…というと偉そうで恥ずかしいけど!
完成間際ということで、深夜にひたすらこういうツイートをしてTLに迷惑をかけている。
こういうのをし続けてる自分をいざ俯瞰してみると、まるで記事がスベる前の丁寧な前振りみたいでめちゃくちゃ怖い!!!!
この日記が上がる時期はかなり先だろうから考えても仕方ないんだけど、ある程度読んでもらえるか?そういう参考になる意見が欲しい!!!!
もちろん自分の記事が自ら納得いく出来になれば満足ではあるが、それをどう受け止められているか?という結果が出て欲しいのも事実!!!
みんな、助けてくれ〜〜〜〜〜〜い
15日 土曜日 天気-雨
雨が降っている中、「嬉しかったこと 楽しかったこと いつになっても わすれない」の歌を大声で歌っている女児がいた。あまりに幸せな光景にグッときてしまう。
『おにまい』記事はひとまず深夜に書き終え、推敲とかしてます。これが長いけど、「ユリイカ」とか読み直して頑張っている。
まだあんまり大学が本腰入れて始まっていないこの時期じゃないとこの密度の記事は書けない気もしているので、思ったよりも焦りと謎の使命感に駆られているところもあったり。
16日 『おにまい』記事、投稿!
夜なべしてついに完成し、投稿した。早くもnoteフォロワーさんたちが♡付けてくれていて、ありがたい限り…
ここまでしっかりした考察記事を書くのは久しぶりだったのでかなり時間を費やした。
最初は2022秋〜2023冬アニメ全体の流れの振り返りだったのに、いつのまにか冬アニメのみの振り返りになり、『おにまい』のみになり、その中でも美少女論のみに!!
書くにつれてどんどん自分の書きたいこととピントが合っていく感覚は心地よいんだけど、同時にどんどん無駄な文章を削らなきゃいけないわけで。
消す部分もかなり迷って書いてる所なわけだから辛い。推敲も何十回としていて、もうどこをどうしたら面白い記事なのか分からなくなってくるところはある。
ただ、取り敢えず結論みたいなものへ読者をしっかりと誘導できる記事にはなっていると思うので及第点かな〜
アニメ評のお手本とさせていただいている藤津亮太さんの「アニメの門」や、ネットオモロのお手本とさせていただいている大好きなnote記事のいくつかをコンパスにして、なんとか霧中をゴールできたという感じ。
とにかく『それ町』以来の割と頑張った記事なので、オタクに刺さったらこの上なく嬉しい。
22日 みのさん、アンタ言葉選びが上手いわ
山田玲司さんのチャンネルとか、そういう「教養をおじさんが発信する」を自称している・「釣りサムネのオンパレード」系の動画特有の雰囲気は個人的に苦手なのだが、みのさんが出ていたので見てみた。
やっぱりこのチャンネルはサムネの安っぽさからして「いかにも」だから、見ていると思われたく無いところはあるけども、話を聞くとちゃんとタメになるところがあったりして…
この動画内でみのさんがエヴァについて語るシーンがあったのだが、そこで少しヒヤヒヤさせられる瞬間があった。
みのさんが「アニメであんなにアート的に攻めた作品って…」と切り出したのである。
あ、危ねぇ!!決してアニメの専門家でないアンタが「今もこんな前衛作は無いですよね〜あはは」とか言い出した日にゃかなり危ないっ!!
エヴァはもちろん好きな作品だしアート的なカッコよさがあるんだけど、『少女革命ウテナ』とか『マインド・ゲーム』とかも負けず劣らず攻めてるし…!心配しすぎかもしれないけど、そういう決めつける言い回しはあまり良くかいかも…!
こちらの記事でアニメ有識者・前田久さんがこのように面白おかしく述べている通り、アニメのジャンルや歴史について迂闊に少ない知識から断定するようなことをすれば、オタク共の「怒り」を喰らうことは必至。
コンマ0.1秒で「みのさん!危ないぞその発言は…っ!!」と危険センサーが赤く光った自分。でも私はただ息を飲んで画面を見つめるしか無い。どうなる、どうなるんだ!?
みの「アニメであんなにアート的に攻めた作品って、僕の半径数メートルの小さな世界には無かったんですよ。」
う、上手ぇ〜こと言うねぇ!!!!
エヴァに出会った個人的な衝撃と作品のアート面を上手く褒めつつ、早合点のような形で断定して分かりやすく強い言葉になるのを避ける。
何年もネットで発信者として生きている人間の処世術みたいなものを垣間見た瞬間だった。Appleと仕事してる人は違うわ
28日 シンプルに気に食わない
どうにもこうにも、困惑せざるを得ないニュースが入ってきてしまった。マジですか〜そっか〜
『Dancing☆star』ときたか。
あたりまえだけど、ずいぶんミュージカル方面に舵を切るんだなぁ…
舞台というだけで驚きなのに、さらにダンスまでとなるともうこれプリキュア要素あるのか?と言いたくなる。『fairy蘭丸』の舞台化って言い直すなら今のうちだぞ。
まず自分はアニメしか詳しくないので的外れな意見だったら申し訳ないんだけど、舞台オリジナルのコンテンツにキャラクターデザインを置く必要ってどこまであるの?と思う。
キャラクターデザインを川村敏江さんにやってもらうの、好きだからこそシンプルに勿体無い気がしてしまうな…
結局のところ舞台作品本編でキャラの外見を担当するのはアニメーターではなく、三次元のイケメン俳優。
そうなると、川村さんのデザインが用いられるのは衣装デザインとポスタービジュアルでしかないわけで。
(しかもこのすぐ後に実写ビジュアルが出た)
そこにわざわざ川村敏江さんを使うのって、よく言えば歴代シリーズからの「継承」意識ではあるんだろう。
ただ、同時に歴代ファンからのヘイトを減らす為の弾除けか?と思うところもある。どんな形であれ川村さんの新プリキュアを見たい人も居ただろうしね。
…ここから日記原文ではつらつらとご立派な講釈を1000字くらい書いていたのですが、今見返すとただ「気に食わねぇ!!」という気持ちのまま怒りをぶちまけており、論理が破綻しまくっていたのでカット。
でもやっぱり、個人的にはプリキュアで育った女オタクからイケメン使ってガッツリ集金してやろうという意図があまりにも透けていて嫌いですね。
プリキュアだって販促しまくってる女児アニメじゃんとか反論は簡単に出来るけど、こればっかりは感情だからしゃーなし。
もちろんアニメ会社や関連企業が儲けるのはすごく良い事なんですよ。むしろどんどん儲けて欲しい。
でもコンテンツ産業やってる会社は「金儲けてやろう」と思っていたとしても、それを消費者であるオタクに悟られないで俺らを幸せに騙すのが大前提じゃないの?とはやっぱり思ってしまう。
その「稼ぐ」欲求をここまで露骨に私たちに悟らせてしまうと、やはり好感を持ちづらいなぁという印象。
29日 ヒミツ・ミッケ!(M風俗編)
難波にあるM性感に、『難波秘密倶楽部』というものがあるらしい。有名な芸人さんが数多く贔屓にしている一流の風俗店なので割と芸人界隈では有名なのだそう。
リンクはちょっと憚られるので貼らないけど、この風俗は公式サイトにTVやラジオで取り上げられた経歴をまとめた「メディア情報」の項目があるのだ。
そういうのって小料理屋とか町にある謎のインテリアショップとかの玄関で紹介されてるやつじゃないの…?
TV画面直接撮ってるからアス比めちゃくちゃになってるやつ…
風俗で客や嬢が露出することはあっても、店そのものがメディア露出する事など殆どないであろうに。専用の項目まで出来ているとは、相当取り上げられているのかな?
そう思って興味本位でクリックしてみると画面に映し出されたのは
「お尻をタッチしてお進みください」
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