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推しと推しのCHEMISTRY

A.B.C-Z 10th Anniversary Tour【ABCXYZ】名古屋遠征で起きた、私にとっては奇跡だった旅の記録。


2022年9月18日(日)
大好きなお友達と二度目の遠征地となったのは個人的には馴染み深い名古屋だった。
東京から近いこともあり、大学の頃には好きだったバンドの遠征、そして社会人になってからはゴスの遠征で何度も訪れたことがある街。
ここ最近は近い故に日帰りにしていたから泊まりで行くのは私も久しぶりだった。

遠征前、私はえび担を卒業することを考えていた。
そのこと、そして赤楚くんという新しい推しができたことも全てお友達には話してあった。
けれど名古屋が赤楚くんの地元であることはなんとなく言い出せず、行きの新幹線で話した。
そしたらお友達に叱られた(笑)
「赤楚くん関連で行きたい所ないの!?遠慮しないで言って‼」
と、ありがたすぎる言葉をかけられた。今回の旅の目的はえびのコンサートで、そこに赤楚くんごとも入れ込んでもらうなんて申し訳なさすぎる…と思っていた。だが、お友達は「推している人は違えど、気持ちは分かるから」と言ってくれた。
逆の立場になった時、私はこんなに優しい言葉をかけられない。一緒に好きだった人から友達の気持ちが離れてしまう寂しさに絶対に負ける。
私のお友達は女神のような人なのだ。
お言葉に甘えて私がお願いしたのは、御器所駅を見に行くこと。EAWDの動画の中で赤楚くんが何故か誇らしそうに二つの路線が乗り入れしてることを話していたのが印象深かった。
本当のところは大学が一番見てみたかった場所だったのだけど、何も調べずに来てしまったのでそれはまた今度と考えた。
名古屋に到着してすぐに御器所駅へ行かせてもらった。


本当にただ駅だけを見た 笑



えびメンカラの名古屋地下鉄



これが盛大なフリになろうとは、この時の私はもちろん知らない。



美味しすぎた味噌カツ(ヒレ)





ちゃんとえび担らしいこともしたよ!


あっという間にコンサートの時間が近づいてきて、会場のセンチュリーホールの最寄り駅の日比野駅へ。
二つ最寄り駅があるけど、私はずっと日比野駅派。
改札を出ると同じく会場へ向かう人たちで列ができていて、その列に続いて地上を目指して歩いていた。
するとふと、駅の壁に貼られている看板が目に飛び込んできた。
とある大学名が書かれている。
この駅に大学なんてあったんだなんて思いながらその学校名を読んだ瞬間、心臓がドクリと跳ねた。
見覚えがある気がする大学名。
慌ててスマホを取り出し、すぐにGoogle先生に問う。


“赤楚衛二 大学”

出てきた大学名は私の目に映っている学校名と全く同じだった。

えーー!!!!!



大声で叫んだ。(もちろん心の中で)
声にならなくて、お友達の肩をバシバシと叩いた。
「どうしたの!?」
お友達は驚いていた。(当たり前)
なんとか事情を話す。地上へ出て地図を見てみるとセンチュリーから歩いて行けそうな距離に本当に大学があった。
「帰りに絶対寄ろうね!!!」とお友達は力強く約束をしてくれた。
パニックになりながらセンチュリーに向かうと、入口へ向かう途中の所から大学の建物がハッキリと見えた。
こんな偶然ある!?勝手に名古屋の郊外にある大学だと思ってたのだけど、センチュリーに激近なんてことある!?
今まで何回もセンチュリーに来てるのに、大学を認識したことなど一度もなかったのに何故か今回は駅で看板が目に付くというミラクル。
神様に赤楚くんを応援しなさいと言われてると思った。←
あんなにも無でデジチケゾーンを通過したのは初めて。いつもあれくらい無になれるといいのに(笑)

開演前にテンションが爆上がりした私は、コンサートもめちゃくちゃ全力で楽しむことができた。
最後の挨拶では五関くんが普段なら言わないような言葉を放ってきて、それで一気に引き戻されてしまったりしたのだった。


ハイテンションでコンサート終演後、名古屋学院大学へ。
暗かったから何がなんだか分からなかったけど(笑)お友達が色々協力してくれて出来る限り写真撮影。


お父様ー!とも叫びたくなった←



目立つカラーで素晴らしい!!



もうこれだけで本当に胸がいっぱいだった。



行く前はお友達と最後の旅になるだろうと思っていたし、そうなりそうなのに楽しい時間を過ごせるか不安でいっぱいだった。
でも不思議なお導きと、優しい女神のようなお友達のお陰で忘れられない最高の旅になった。
推しと推しが絡むとテンションメーターは一気に振り切れるとよく分かった(笑)