依存って気持ち悪い

「あなたの選択のせいでうつになった」
と毒母に言われた。ゾッとして言葉を失った。

まず一つ断っておくが、毒親毒親とは言うものの、相手がメンタル病むまで嫌がらせをしたり罵声を浴びせたりはしていない。若気の至りでやられたらやり返していた部分は多少否めないが、最近は同じ土俵と思われたくないのでここ1年ほどはやめた。つまるところ、いびったり殴ったりハラスメントをしていたと言う事実はない。

何が「あなたのせい」なのか。毒親の言い分を推測するに、私(娘)が家を出たこと、職を変えたこと。これによって生きがいであった理想的な娘への依存を失ってメンタルのバランスが崩れた。つまり、メンタルのバランスが崩れたのは娘のせいだ、と。

なら産むな。あんたのために生まれたんじゃねえ

他者依存は自分のメンタルの面倒を自分でみられていないが故のもの。だが、他人は自分の思うとおりにはならない。期待はすれど、それを裏切られた程度でメンタルを崩しているようでは、しょうがない。その愛は偽物で、正体は弱いメンタルを癒したいだけのエゴだ。はっきり言って気持ち悪いし迷惑だ。

そもそも、他者依存の対象に子を選ぶこと自体が間違い。子が大人になり自分の足で歩き巣立つのはごく当たり前のこと。親が子を育てる生き物皆「巣立ち」という概念は存在している。それもわからない人に子を産む資格はない。

目の中に入れても痛くないほど可愛い我が子。生まれてすぐはそれでいい。実際親に依存しないと赤ん坊は生きていけないから。

でも自分の意思で自らの足で歩き出した時、ふと子どもへの愛が自己愛にすり替わってないか振り返って欲しいものです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?