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【読書記録】喜ばれる人になりなさい

この本を読み終えたのが、偶然にも、母の日である5月14日でした。

この本のタイトルである「喜ばれる人になりなさい」という言葉は、著者・永松さんが、今は亡きお母様から言われた言葉です。

この本では、著者から語られるお母様のお姿を通して、母という存在の大切さを再確認することができます。

そして、喜ばれる人になるとはどういうことなのか、お母様の教えを知ることができます。


喜ばれる人とは

喜ばれるとは、
・人を応援できる
・自分の声を聞く
・本来の愛に包まれた自分に気づく
・自分の指揮権を自分が握る
・自分の人生を生きる

『喜ばれる人になりなさい』より抜粋

人に喜ばれることによって、自分の居場所や立ち位置を発見することができ、結果的に自分の幸せに繋がります。

ただ単に、人が望むことをする、ということではないんですね。

自分が幸せになるために人に喜ばれる、ということが大切であるということを教えてくれています。

印象的な言葉

著者のお母様が残した言葉の中で印象に残り、大切にしたいものがありました。

●母として決めてる3つのこと●

①子どもに対する心配をする時間があるなら、それを自分の好きなことをやる時間に変えること

②自分の機嫌は自分で取りながら明るく生きる

③何があっても子どもの味方でいる。子どもの未来を信じる。

『喜ばれる人になりなさい』

この考え方がすごく心に残りました。

子供がいて、特にまだ小さいと、子供中心の生活や人生になりがちです。

子供に自分の全てを注ぐということに幸せを感じる人もいるとは思いますが、著者のお母様は、まずは自分を大切にすること・自分の意思を大切にすること、そのことを心に留め、生きてこられたのでしょう。

その生き方が息子である著者の中に深く残っているのですね。

そうして、この本が産まれた。

今まさに私は育児に奮闘している最中で、色々と悩む毎日なのですが、この本を読んで勇気を貰えました。

自分が楽しく生きる姿を子供に見せれば良いんだって思えました。

それから、自分の母のことも思い返してみて、母も好きなことをして楽しく生きているなぁと感じました。

今まで深く考えたことはなかったけど、母が自分のやりたいことを楽しんでいる姿は記憶に残っているんですね。

その姿を自然と目に焼き付けて育ってきたんだなぁと感じることができました。

この本を読み終えた後、母の日ということもあったので、シンプルですが「いつもありがとう」とメッセージを送りました。



さらに、この本の特典として、動画が収録されていました。

この動画もすごく良かったんです!

本でも動画でも泣きそうになりました。

このタイミングでこの本に出会えたことに感謝です。

たくさんの人に、特に世の中のお母さんたちにオススメの一冊でした。


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