【読書記録】月の教科書
月がもたらすものとは。月の正体とは。月星座で分かる自分の欠点とは。
理解するまでに少し難しく感じましたが、非常に興味深く面白い一冊でした。この本を読んで、腑に落ちたこともありました。
月が示すもの
星占いで使われる星座ってありますよね。一般的にこの星座は太陽星座と呼ばれるもの。太陽星座とは、生まれたときに太陽がどの星座にあったかを示します。
太陽星座ともう一つ、私たちが持っているのが月星座。月星座は、生まれたときに月がどの星座にあったかで決まります。
星座には、それぞれ異なった特徴や性質がありますね。例えば、魚座は純粋である、みたいな。
太陽星座で見るとその特徴は長所や誇るべき能力として存在しますが、月星座の視点からとなると違ってくるようです。
この月の教科書では、月星座が表すのは、その人に欠損している部分である、と解説されています。
先程もあげた魚座を例にすると、
という解釈になり、つまり、太陽星座と月星座では正反対の特徴になってしまうようなのです。
この解釈をふまえて自分の月星座を見てみると、自分が日々感じている課題やこうなりたいという姿は、月星座で示されている欠点と重なります。
これは偶然なのでしょうか?それとも、潜在意識として自分にあるものなのでしょうか?
月は私たちが無意識のときに働きかけてくる天体とも言われています。もしかしたら、月によって自分の欠点が生まれているのかもしれません。
月のキーワード
こうした月の解釈がされている根拠は、以下のキーワードで説明ができます。
陰と陽などと言われるように、月と太陽は真逆の存在、正反対なのです。
人が生きる目的とは
月に意識を支配され続けると、月並みな人生しか送れないと言います。手応えがなく、発展のないつまらない人生になってしまうそうです。
そうならないためにはどうすれば良いのかと言うと、太陽意識を持って自己実現をしていくこと。これが人生の目的であると著者は言います。
月によってもたらせる感情
日常生活で、以下のような感情を感じることがあるなら、それは月のせいかもしれません。
このような感情を抱くと自分を責めてしまう人がいるかもしれませんが、それが月によって無意識にもたらされたものだとしたら、そんなに落ち込む必要はないですよね。
ここまで書いたことを踏まえると、月が悪者みたいな印象を受けます。でもそんなことはありません。
月は7歳までに培った思いや印象を与え続けるというので、幼い頃に感じた安心感も与えてくれます。自分が現実で傷ついたときには、一時的な心の拠り所として必要なものなのです。
しかし、そこにずっと留まっていると、マイナスに作用されていき、本当の自分がなくなっていくのかもしれません。
だから、太陽を意識して生きていくことが人生の目的となるのでしょう。
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