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#ハローワークと企業HP採用について

どうも!ななしの転職アドバイザーです。

以前投稿した下記記事の中でお話した、「各媒体の説明」をより詳しくお話していきます。

今回はその中で、『ハローワークと企業HP採用』にフォーカスしてお話していきます。

■ハローワークとは?

ハローワーク(公共職業安定所)は、民間の職業紹介事業等では就職へ結びつけることが難しい就職困難者を中心に支援する最後のセーフティネットとしての役割を担う、国(厚生労働省)の機関です。
ハローワークでは、地域の総合的雇用サービス機関として、職業紹介、雇用保険、雇用対策などの業務を一体的に実施しています。

厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/hellowork.html

☑サービス内容

・職業紹介
・職業訓練
・失業保険の手続き
・職業相談

☑利用可能時間

平日8時30分~17時15分までが利用可能時間となっており、地域によっては平日夜間や休日にも対応していこともあります。

☑所在地情報やLINEアカウントなど

☑ハローワーク利用の流れ

★出向いて登録する場合
・地元の管轄のハローワークに行き、求職者情報を入力します
・相談窓口で就職申し込み手続きと職業相談を実施しハローワークの利用登録完了

★PCまたはスマホで登録する場合
ハローワークインターネットサービスからアカウント登録を行います
・アカウント登録から14日以内に求職者情報を入力しマイページを開設
。その後ハローワークに出向き、職業相談を実施し、ハローワークの利用登録の完了になります

どちらの進め方をしてもハローワークに出向く必要がありますので、その点は注意してください。

☑職業訓練利用の流れ

・上記のハローワーク利用登録と職業相談を済ませる
・受講の申し込みを行い、面接と筆記試験を受ける
・選考結果の通知後にハローワークで受講の斡旋を受ける
・受講開始

職業訓練を受けるためには、ただ応募すれば受けられるわけではなく受講の必要性と受講に必要な能力があるかどうか認められる必要があります。
そのため、希望の訓練が受講できないケースもあります。

☑受講できる訓練の例

・介護サービス
・OA事務
・医療事務
・電気設備技術
・生産設備メンテナンス
・工場管理技術
・組み込みソフトウェア
・スマート情報システム
・ICTエンジニア

ハタラクティブ
https://hataractive.jp/useful/1168/

☑ハローワークを利用する価値について

ハローワークは、国が運営するサービスのため、転職者はもちろん、企業にもお金がかからず(※1)人材を採用できます
※1 都道府県によってこの点は異なります

これは完全に私の主観ですので、絶対に正しいわけではないのですが、
ハローワークの求人は、転職サイトや転職エージェントに比べて求人票の記載内容の粒度が粗い印象があります。
また、国の運営にも関わらず、「?」となるような条件が掛かれていたりといわゆる皆様が感じる「ブラック企業」と思ってもおかしくないような条件が多い印象です。
もう一度言いますが、これは完全に私の主観ですので実際には異なることも多くあると思います。

ただ、求職者にとっては、ハローワークも転職サイトも転職エージェントもすべて無料なのは変わりませんので、なにか特別な理由がない限りは積極的に利用はお勧めしません。

職業訓練を受講し専門スキルを身に着けることが出来ることは、非常に有用なポイントだと思いますが、OA事務の受講はお勧めしません。
このスキルは身に着けても転職でプラスにならないことが多いです。
理由は、下記3点です。
1.事務で使うレベルのPCスキルはやってれば身につく
2.転職で重要なのは、そのスキルを活かした実務経験なので受講しただけでは能力があると判断されにくい
3.事務は人気職種のため、受講している時間があるなら応募を進めた方が良い

3度目になりますが、これは私の主観です。
結論、ハローワークを利用されるよりは、転職サイトや転職エージェントを利用することをオススメします。

■企業HP採用

各企業のWEBサイトに採用ページが設けられていることが多くあります。そのページから応募を進める方法も、転職活動を進める上で有効な手段です。

☑応募の進め方

・気になる企業のHPを検索し採用ページを見る
・募集職種や求人要綱が記載せれているので、ご自身のスキルに合致しているか確認し、問題なければ応募要領に沿って応募する
※企業によっては、ここでマイナビやリクナビのページに飛ぶことがありますので、その場合はその転職サイトから応募を進めてください
・企業からの案内に沿って選考を進めていく

☑企業HP経由で応募する価値

転職サイトや転職エージェントにはない求人がある可能性があります。
例えば、未経験募集の求人や事務職求人など、高いスキルを必要とせず入社後に教育をする気の人材募集の場合、エージェントなどを使わず自社HPから採用出来たら、採用コストがかかりません。
そのため、ひとまず自社HPに掲載し採用できずどうしても必要であれば、転職サイトか転職エージェントに求人掲載という流れになります。

ただ、この方法で採用出来るのは、名が知れ渡った(求職者が検索してくれるぐらいの)企業のみです。
大手の企業しかできない手法なので、気になる企業だけちょっとチェックしておくぐらいの感覚で問題ありません。

☑企業HP経由で応募する際の注意点

書類を送付しても1か月以上何も音沙汰がないことも少なくありません。しかも、1か月後に書類選考合格の連絡が来ることもありますし、お見送りのこともあります。
連絡が来ずに心配な方は、採用ページをみて応募締め切りの記載がないかチェックしてみましょう。
例えば、応募締め切りが4月1日なのに、あなたが3月1日に応募書類を送っていたら、基本的には締め切り後にしか結果は届きません。
応募締め切りの記載がない場合でも、企業側で締め切り日を決めていて(HPには記載せず)そこまで募集を受け付け続けている場合があります。

終わりに

今回はハローワークと企業HP採用をメインにお話しました。
主観でのお話が多かったのですが、その点はご容赦いただけると幸いです。
何かご質問ありましたら、なんなりとお申し付けください!
記事のコメントまたはTwitterのDMで受け付けていますので、気軽に質問してくださいね!

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