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12月に読んだ本

今月は5冊。

①パリでメシを食う。

★★☆☆☆
先月の「晴れたら空に骨まいて」が面白かったので同著者の本を購入。
パリに住んでいる10人の日本人へのインタビューを基にしたノンフィクション。何でパリに来て、どう生きているかをまとめている本。
面白いは面白かったが何か腑に落ちないというか、しっくり来なかった。おそらく僕が海外に住みたいと全く思わないからだろう。僕はしがらみが多かろうが、閉そく感があったとしても日本が一番居心地が良い。
でも海外に飛び出しちゃうタイプの人に憧れているというか、劣等感みたいなものがあるのも事実。

②詰むや、詰まざるや

★★★☆☆

1992、1993年と2年連続でライオンズ対スワローズの顔合わせになった日本シリーズについて書かれた本。著者は大のスワローズファンでもある長谷川晶一さん。
当時の選手(今はコーチとか監督をやっている)へのインタビュー量が多い。
当時は小学生低学年だったから全く覚えてないが、当時観てたら楽しかっただろうなぁ。
2021年の日本シリーズも書籍化してほしい。

③銀河英雄伝説22巻

★★★☆☆
同盟対帝国の戦いが終わり、地球教篇がスタート。ヤンとラインハルトからユリヤンに主人公が変わりそうな予感。

この巻ではラインハルトからヤンへ、この漫画において重要な問いがなされる。それは、『堕落した民主主義(愚民政治)より立派な君主による君主制の方が良いのではないか?』というもの。そこでヤンは『民衆を害する権利は民衆しか有してはいけない、従って君主制はどんな民主主義よりも劣る』と返す。選挙のときにたまにラインハルトと同じ意見を思うことがある。立派な君主、というのが安定的にいればそれでもいいとは思うのだが。
結局、2人の間では合意はなかったが、最終的にはユリヤンがそれを出すのだろうか?

④ゴールデンカムイ28巻

★★★☆☆
金塊の在りかがついに判明。
そろそろクライマックスか。結局、第七師団と土方たちのどちらに金塊が渡ったほうがいいんだっけ?両方だめなんだっけ??
あとちょっとで終わりそう。

⑤人を動かす

★★★★★
マネージメントの勉強にと、とある人に勧められて購入。
勉強になったというか、身につまされた。煎じ詰めれば人を動かすには、まずは人の話を聞き、関心を持ち、尊重することが大切だということ。全然できてないな、と反省。
来年のテーマにしよう。

今年の投稿はこれで最後です。
よいお年を!

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