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ハヤブサ消防団@読書感想文

※ネタバレはありません。

池井戸潤が原作のドラマは基本見ることにしているんですが、今やってるハヤブサ消防団の初回、2回目を録画し忘れるという失態を犯してしまったので、追いつくために本を買って読みました。

結果、とても面白く、2日で読み切ってしまい、追いつくどころか追い抜いてゴールしてしまいました。

物語の舞台はど田舎で、そこに引っ越したミステリ作家が請われて地元住民の消防団に入る、というのが導入部分です。

僕はど田舎出身なので、若い人が消防団に誘われることも含め、田舎あるあるが結構入ってて、実家近辺をイメージしながら読むことができました。

消防団で思い出したのは、就職したての頃のことです。

上京していた僕がお盆に地元に帰ったときに、小中高と仲がよく、地元に残った友達を遊びに誘ったんですが、
「盆踊りで消防団の焼きそばを焼かないといけないから、遊べない」
と言われてしまいました。

消防団=大人の男の集まりというイメージがあるので、僕らも大人になったんだなぁ、ということと、自分もそういう人生(地元に残って消防団に入るような人生)を選ぶこともできたんだよなぁ、ということを思った覚えがあります。

その当時は家族もいなくて(多分彼女も)東京で一人ぼっちだったので、なんだかそっちの人生が正解だったのかも。と考えました。

地元に残ったら残ったで、色々不満はあるんでしょうけど。


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