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カーネギーとノムさん、同じこと言っとる

noteで何回も書いている通り、僕は筋金入りのヤクルトスワローズファンなのですが、ファンになったのは小学生の頃。

当時、スワローズを率いていたのはノムさんこと野村克也監督でしたが、2月はノムさんの命日ということでノムさんの本を買いました。

ノムさん名言集的なものはいくつも読んでいるので、だいたい知ったような内容でしたが、毎度毎度読む本のたびに言うことが変わる方がおかしい気がするので、もう一回頭に入れるつもりで読みました。

内容が変わっていなくても僕のほうが色々経験して変わっているので、新たな発見だったり、響くポイントが変わったりします。

今回気になったのは、選手や部下にどうやって「この人についていこう」と思ってもらうかというところ。

人は心を開いてくれた人についていくのだ、とノムさんは言っています。

では、心を開くとはどういうことか──かんたんな話である。相手に対し、好奇心と興味を持つこと、知りたいと思うことだ。

野村克也「リーダー論」より

これって、デール・カーネギーが「人を動かす」で言っていることとほぼ同じで、人に好かれる方法の項で、原則1として「人に深い関心をもつ」としていることに気づきました。(今回、僕が変わったのは「人を動かす」を読んだことでした。)

士は己を知る者の為に死す

と昔からいいますが、こうやって別の人が同じことを言っているのを聞くと真理なんだろうな、と思います。

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