自己紹介でも。

どうも。こんにちは。そして初めまして。

今回は自分の自己紹介、していこうと思います。

名前は内憂外患と言います。

四字熟語をそのまま名前にしました。

内にも外にも心配事が絶えない様という意味です。

僕の事について少しだけ。

僕は2003年生まれ、今は18歳です。

高校はあまり頭の良い所ではありませんでしたが

一応首席卒業しました。

趣味は読書、音楽鑑賞、文章を書くこと、写真。

人様に見せられる様な凄い物がかけるわけでは無いけれど、自分の中で好きな事ではあります。

読書に関してはジャンル問わず、週に3冊程度。

音楽鑑賞はボーカロイド楽曲、J-POPを多少。

そして僕が今抱えてる面倒な問題が2つ。

性自認について。

僕の生物学的な性別は女性になります。

でも僕自身はそれを受け入れるつもりは無いし、

じゃあ逆に男性になりたいのかと聞かれると

それも少し違うな、と言った感じです。 

中性、なんて性別も中にはある様ですが…

僕は僕を"性別"と言う概念で括られたくない。

無性別じゃないかと聞かれるとそれも違う。

日によって体の性別を受け入れることもあるし

女性だと思われるのが死ぬほど嫌になる事がある。

男性の様に扱われたい日もあれば、  

性別そのものを気持ち悪く感じる日もあります。

日常生活で困ることは一人称について。

どうしても私を使いたくない日があります。

かと思えば僕、俺、と言うのも嫌だ。

そんな時、僕は自分を名字で呼んだり、 

自分、を一人称にします。

性別というもの関係なく、

僕を1人の人間だと認識して欲しい欲が強いです。

それと同じ様に恋愛対象も男性、女性、関係無く

人間として好きになることが殆どです。


そしてもうひとつ。

家族について。

僕は、両親と僕、3人家族として暮らしています。

僕には妹いました。もう12年になります。

僕が4歳、妹が1歳の時、妹は入院しました。

後天性の白血病でした。

僕は祖父母の家に預けられ妹と母は入院生活。

父は実家で一人暮らし。

3年間。家族が揃うことはありませんでした。

僕は妹に髄液を提供するドナーと言う立場になり、手術を受けました。

一時的な回復を見せましたが、その後は悪化。

妹は五歳でこの世を去りました。

そこからがおかしかった。

家に帰って思いました。

自分の家じゃないって。

当時僕は小学校に入学したばかり。

急に環境が変わってついていける筈も無い。

なのに両親は至って普通に過ごしている。

正直言って意味がわからなかった。

3年間を無かった様に扱う親が怖かった。

そして近頃思うようになりました。

母の中で僕は妹の第2の人生でしか無いんだと。

僕が中学に上がり、学校生活や部活なんかで挫折しそうになると、決まって母は僕に言いました。

「(妹)は出来なかったんだから。」

「(妹)の出来なかった分まで、頑張って。」

呪いの様でした。

その瞬間母には僕が見えてないのだと思いました。

何を頑張っても、何ができる様になっても、

全ての言葉を僕の中の妹に向けて発している様な、

そんな気分になってしまって。

反抗すれば母は僕では無く、自分を責めました。

僕の前で。泣きながら、

「ごめんなさい」と繰り返しました。

そう言われる度に僕が死んでいく様に思えました。

僕がこんなに駄目だから、

妹に及ばないから、母が苦しむんだ。

この頃から家で呼吸するのが嫌になりました。

現実から逃げる為に本を読む様になりました。

母の言葉を聞きたくなくて音楽を聞き始めました。

思ったことをうっかり口に出してしまわぬ様に、

文字に書き起こしてしまい込むようになりました。

限界が来ても大丈夫だと言い聞かせて、

もっと母の理想の妹に近づけないと、

僕が悪者になってしまう。そう思えてしまって、

今もずっと、本当の事を言えずにいます。

自傷行為もしました。

自分の輪郭が出来て行く様で安心出来ました。

母に見つかった時は困りました。

「普通に産んであげられなくてごめんね」と、

目の前で泣かれました。

結局僕のすること全部が母の中の妹と真逆で、

僕は妹にはなれない。

普通が分からなくなりました。

性別が煩わしいのは普通では無いのか。

自傷行為は頭のおかしい行動なのか。

母の普通になれなかった僕は、

この先もずっと、苦しんで生きて行くのでしょう。

母にいつか認めてもらえるかもなんて、

甘い夢をみて、今日も呼吸をしています。



長く、拙い文章。読んでいただけたのなら、

とても嬉しいです。ありがとうございました。

あなたの将来が幸福であります様に。


                                                                   内憂外患。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?