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最低最悪で最高最善

最近わかったことがある。

いくら努力しても叶わない夢があること。
反対に、さほど努力してなくても叶っていることがたくさんあること。

何事も”良くないな”と思ったら、それから距離を置くといいこと。
反対に、"良いな"と思っても、それから距離を近づけすぎないほうがいいこと。

生きていれば楽しくないと思う時間が必ず来ること。
反対に、生きていれば楽しいと思う時間も必ず来ること。

仕事、趣味、人間関係、健康、それらはいつも表裏一体で、
いつだって命を落とすレベルで綱渡りであって、どんなに気をつけたって突然で終わりが来ることもある。

だから日々の生活に後悔がないように生きることが大事だなと最近しみじみ感じる。

私は5年前くらいから世の中や人間を悲観的に見ている。それに加えて後ろ向きだった。うまく言葉で表せないけど、もう世の中も人もとっくに終わってる。だから誰にも期待してないし、何にも期待していなかった。口では”信頼してる”、”期待している”と並べていたが、「どうせこの人は俺のことは信じてないし、期待もしてない」と心のなかで思いながら生きてきた。

そうじゃないと裏切られたときに多大なる精神的ダメージを受けてしまうからだ。だから予め自分で勝手に被害妄想をして、日頃からダメージを受けて平気なフリをしてきた。

最近は変わった。悲観的に見てるのは変わってないが、前向きになった。
”その日を無事に終えられたらいい”と。
親が元気に一日終えていればいい。友達が亡くなった報告がなければいい。
有名人の訃報がニュースに流れてなければいい。自分の好きな人がどこかで元気に生きていればそれでいいと。もちろん自分自身も生きて一日を終えていればOK。

人が死ぬときはいつだって突然だけど、一日でも長く生きてほしい。
辛かったり、悲しくなることはたくさんあるけど、その中で笑い合える日が一日でも多かったらいいなって。

そのたまに来る笑い合える日のために生きればいいじゃない。最悪な気分も最高な気分も一緒に連れて行こう。

これは全部未来のためだ。

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