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介護〜からだの「重さ」を手がかりに

Aug 31, 2005(楽天blogより)

介護ーからだの「重さ」を手がかりに

介護の現実は、
実に様々な問題を抱え込んでいます。
社会制度の不備、
男女間の不平等な分担、
家族間の問題、障害の個別。

介護される側にも又問題があります。
自立の問題、個別の障害に
精神的な抑圧が加わって、
複合的な症状に苦しんでいます。

介護する側とされる側は
すれ違いがちで、血縁となると
さらに追い詰められてゆきます。

野口体操教室にも今
介護する側の人は沢山います。
それはやがて介護される側になる人です。

からだを知ることは、
双方にとって大きな力になります。
自分のからだの動きを通して、
からだの仕組み・動きの法則を学習してゆきます。
まず「からだの重さ」を実感するところからはじめましょう。

人間は、自分のからだの重さが
どのような意味を持つものなのか、
どのように使われるべきものなのか…
まだ、誰も本当には分かってはいない

            (野口 三千三)

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