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たのしく学べる場!~唐津仮説サークル紹介~

(注)写真の掲載については、参加者に許可をもらっています。


サークルとは…

サークル,それは共通の事柄で集まる楽しい仲間たちの寄り合いといったものです。仮説実験授業のサークルも全国各地にあり,定期的に集まって資料を発表したり,学校での悩みを相談し合ったりしています。
 たのしさ保障つきの授業書があっても,子どもたちが授業以外の場所で起こすいろいろな問題や,職員室での人間関係などで悩むことがあります。
 そんなときサークルに行くと,「そういうときにはこんなことをやってみればいい」とか,「こんな風に考えればいい」というあたたかいアドバイスをもらえます。

「サークルに行こう!」池田基博(仮説実験授業研究会)仮説実験授業研究会準公式サイト より


はじめに 唐津仮説サークルについて

唐津仮説サークルとは、佐賀県唐津市で行われているサークルです。

場所:北波多公民館
時間:毎月第1土曜日 14時~
内容:資料発表、ときどき ものづくり
主催者:日吉仁さん
連絡先:『月刊たのしい授業』(仮説社)全国サークル&研究会案内に記載
     (公民館に直接連絡はご遠慮くださいね♪)

毎月楽しく通っています。
いや本当に楽しいのです!

サークルって堅苦しいイメージを持たれている方もいらっしゃるのでは?と思いますが、…唐津仮説サークルでは、

①日々の実践紹介
②ものづくり
③お悩み相談 などなど

を、みんなでざっくばらんに話をしています。

4月のサークルの様子を紹介

そんな、楽しく通っている唐津サークルの様子を少しご紹介します。

4月6日(土)
14時~
参加者は、11名。
佐賀県の先生はもちろんのこと、長崎や福岡からも参加されています。
普段も大体…8~10名ほど参加されています。
その方々の実践発表などを話を聞いたり
質問したりするのですが、
とにかくそれがとても楽しい。

なぜかというと確実に「たのしい。やってみたい」
そして「たのしさをマネできる」
から なのです。

資料内容としては、
全国各地の先生たちの実践を真似してやってみた という紹介や
仮説実験授業を通じての子ども達の様子、
悩み相談 などなど があげられます。

さてさて今年の4月、
「初めて6年生担任になる方」が参加されました。
初めて担任をするので、どんなことができる?
何をしたらいい?など
など事前にお悩み相談がきていました。

そこで、6年生でできるもの…を紹介しよう!ということに。

そこで、
6年生担任で行っていた という
歴史人物かるた の紹介があったり、
また、ミニ授業書〈コマであそぼう〉 の紹介が
あったりしました。

ミニ授業書、〈コマであそぼう〉は こちらより。

〈コマであそぼう〉のねらいは
(1)「どんなコマがよくまわるか」ということをテーマに,仮説・実験をして真理を探る楽しさを体験する。
(2)「どんな形の板でも重心に軸をつけることができればコマになる」ということを知る事によって,科学上の真理は,一定の条件・範囲内では「すべて同じ理屈で適用できる」ということを感じ取る。
(3)自分でコマを作ったり,まわしたりして,楽しむ。

という3つです。

仮説社オンラインショップの説明を引用


というわけで、〈コマであそぼう〉を体験してみました!

ミニ授業書〈コマであそぼう〉の説明

さてさて、この紙皿で作ったコマは回るのでしょうか??

実際に体験している様子です。

みんなで予想し、理由や意見を言って、実験する…
大人もワイワイがやがやと講座を体験しています。

子どもも大人も同じです。
たのしい授業実践をこの場で体験できる‥‥
こういうたのしい雰囲気がいいなぁって思います。

ちなみに今回の私の資料は
こちらの記事に書いた内容を紹介しました。


資料って??

さてさて、資料という言葉が出てきていますが
「資料って何?」という質問も出てくるかもしれません。

これについて、峯岸昌弘さん(群馬・小学校)から、
2012 年 12 月1日に明星大学にて行われた,
小原茂巳さん(現仮説実験授業代表)主催
「文章作法入門研究会~竹内三郎さん(仮説社)をお迎えして」の参加記を送っていただきました。
そのときに「資料って何?」という質問があったそうです。

すると竹内さんは、このように応えていらっしゃいました。
(太字は中村が付けています)

「資料」というのは,普通は「~のための資料」です。
つまり,「何か主張したい内容(話,文書)があって,その内容を補足したり補強したりする文書・モノ」です。

さて,板倉さん(※1)は,仮説実験授業研究会をはじめたころ,研究会に参加者がもってきた印刷物は,物理学会や科学史学会と同じように,「口頭発表のときの資料」のつもりで「資料」とよびました。それをみんなが受け継いで「資料」とよぶようになったのです。
そのための実害はまったくないのですが,ただ,ヨソの人に話をするときには,「資料」といっても意味が通じない(誤解される)おそれがあります。
実は,仮説実験授業研究会の人がもってくる「資料」は,資料というよりは「発表原稿」とか,「論文草稿」いや,多くの場合,「論文」そのものです。
今のところ,仮説の会では,資料だけでなく,論文,記録,エッセイ,その他,研究にかかわることを書いた文書の総称を〈資料〉とよぶ(いわゆる〈資料〉はほとんどないが) というのが暗黙のならわしになっているといえるでしょう。

「文章作法入門」研究会 参加記―資料を書くときの覚え書き―峯岸昌弘資料
※1 板倉聖宣…仮説実験授業提唱者

というわけで、仮説実験授業研究会では、幅広い資料が集まります。
もちろんサークルに参加する方々全員が資料を持ってくる というわけではありません。
書きたい人・紹介したい人が資料を持ってくる‥‥という感じなので、
気兼ねなく、もちろんふつーの格好で参加もできます。

そうそう。私は、マンガで資料をかくこともしばしば…。

以前唐津仮説サークルで起こったことも
こんなマンガにもしてみましたよ♪


私のマンガはエッセイに近いかな?

このような他の方の資料を読んで、
「自分でもできそう!」なことを真似しています。

おわりに 今後の唐津仮説サークルについて

というわけで、毎月行われるサークルにきてみて
元気になってみませんか?

全国各地のサークルは、仮説実験授業研究会準公式サイトにも掲載されています。

そして!!
今年の夏、唐津仮説サークルメンバー・九州に住んでいる研究会メンバーを中心に、
「仮説実験授業研究会 夏の全国合宿研究大会」を行います。

(本格的な申し込みは5月7日より)

もしよろしければ、足を運んでみてくださいね♪


追記・この記事を読んでくださった方々へ

読んでくださってありがとうございました。
確かにこうやって記事を書いてみたものの、
これだけでは伝わらないこともありますよね笑

「そうはいっても謎すぎる…」
「いやいやそうはいっても足を運ぶのって難しいなぁ」
「ハードル高そう」
と思う方もいらっしゃるかと…

あ、でもそれ、当然の感覚 だと思います 笑

 逆にハードルを感じないとしたらおっちょこちょいの方なのかも?
それなら私と一緒です笑

私は大学卒業後、他府県で教員をしていました。
地元に戻ってきた際に唐津仮説サークルに参加しました。
が、初めからサークルの方々みんなを知っていたわけではありません。
正直言うと「九州にサークルがある。よし行こう!」という
気持ちで参加しました。(その場にサークルがあったから…という理由で、何も考えていなかった笑)
でも、今も通っているのは、
やっぱり居心地がいいからだと思います。
サークルメンバーもめちゃめちゃ面白いし、
あたたかい方がたくさんいますし。

もちろん資料なしでもいいし、
最初から最後まで‥が難しいと感じることもあると思うので、
ちょこっとのぞいてみるとか?

変にいろんなことをふったりしませんのでご安心ください笑。
お菓子食べながらワイワイする場 みたいな感覚で
気軽に参加でいいと思います。

もしくは、ガラっと視点を変えて、気になってる事、不安があれば、
ぜひ事前に下記に連絡してみてくださいー。
そのあとサークルに足を運んでくれると嬉しいです。

そうそう。悩み相談をしてもらうことで、
サークルみんなもノーみそがさらに動きます!
(ちなみに私はよく悩む方なので、私自身の悩み相談が多いかも?です)

人数も少ないので、…そんな話題での話もいいと思います。

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